粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

初島灯台

タイトルは、今後のことを考えて灯台の名前にしておく。

但し、いま考えているように事が進むとは、あまり思えないのも事実 ^^;

ではその、“いま考えていること”とは何か。それはおよそ2ヶ月半前に遡る。

2018年の11月、ワタクシの住む青梅から熱海へ行く直通電車があった。懐かしい185系を使った臨時列車だ。

ちなみにワタクシ、鉄分は人並みを超えるものではありません。ただ、185系は宇都宮出身のワタクシが、若い頃に何度も乗った新特急なすの号や、それ以前だとまだ大宮以北しか無かった頃の東北新幹線と都内を結ぶ、新幹線リレー号等に使われていた車両であり、なかなか懐かしいものなのだ。

そこでかみさんと二人、熱海に出かけてみた。年に何度かはこうしてフラフラすることが目的のショートトリップに出かける。目的のほとんどは、日々の鬱憤を晴らすためだ。こういう息抜きが無いと仕事が出来ない ^^;

 

話は一気に飛ぶ。

熱海に泊まった翌日、かみさんの提案で初島に渡ってみた。初島は訪れたことが無かったし、そもそもワタクシが思いつく行き先よりも、かみさんの提案のほうが結果的に楽しいことを経験的に知っているからだ。

島をぐるっと歩いてみたのだが、その途中に灯台があった。

普段は灯台なんてそんなに興味があるもんじゃ無いし、中に入れるけど有料。しばし躊躇していたが、せっかく来たのだからと、入ってみた。

 

初島灯台の中

中にはこんな、昔使用されていたらしいランプ?が展示されている。

結局、そんなに興味津々、というわけでもなく、まともな写真は撮っていない。

それが、である。

受付のオジサンが、スタンプラリーもあるからどうぞ、と誘ってくる。ワタクシはそんなものには興味が無いのだが、かみさんが…… ^^;

 

そこには国内16カ所の、参観灯台というやつが載っている。見学できる灯台、というわけだ。

南は宮古島、北は秋田……あれ? 青森か?

いずれにしても、なかなか良い具合に散らばっていて、ワタクシのごとき貧乏人には、そう簡単に回れるとは思えない。

そう思った昨年の晩秋なのであった。

 

そしてここに来て再び、仕事のストレスから逃げるべく、灯台スタンプラリー制覇の野望が頭をもたげつつある。

これはもちろんかみさんのストレス解消にも繋がるし、そもそももう生きている間にどれだけ日本を回れるのか、という思いでもある。

つづく……といいな。