粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

田舎者、都会のレストランに入る

先日のアオバト観察会(正式名称ではない)のときのこと。

 

aiwendil.hatenablog.com

 実はあまりにも集合時間が早かった。東京駅近く、鍛冶橋駐車場集合。6:30には出発。ということは、6時過ぎくらいには東京に着きたい……。

当方、田舎者である。そしてイベントの朝に中央線が乱れる、という事態に何度も遭ってきた。

面倒だ、都内に泊まってやれ。

 

東京駅のわりと近くにそこそこリーズナブルなホテルを確保。当然素泊まりなので、晩メシは外で食う。八重洲口の北の方に戻って鼎泰豊とか考えていたことはいたが、ブラブラ歩いて目に付いた店に入ってみるのも面白い。銀ブラだ。いや、銀ブラならパウリスタなんだろうが……。

(これを書いてて思ったけど、ホントにパウリスタでも良かったな。むしろコーヒーのことを考えている今ならパウリスタだったかも。)

かみさんと二人でブラついてみたものの、テキトーに歩くだけではなかなかここ、と思う店に行き当たらない。よさげなお店はさすがに銀座、高級感ありすぎて、覗いてみることにすら恐怖感が走る ^^;

このままだとファストフードになっちゃうぞ、とか言いながら、目の前に松屋銀座が見えてきた。

おお、ここは息子たちの中高の制服を作ったところじゃないか、何かの縁だと入ってみる。

8階にいくつかのお店が入っている。その中から上野精養軒を選んでみた。偉そうだな、選ぶほどの身でもないのに……。

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国産牛フィレのチーズパン粉焼き 春野菜添え ドミグラスソース

お手頃価格の、料理長のオススメを選んでみる。スープ・サラダにライス(orパン)とコーヒー(or紅茶とか)が付いて、税込み3,000円ほど。意外と庶民的なお値段。

ケーキも頼んでみた。

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ガトーショコラ

これもなかなか。かみさんはいつものとおり、チーズケーキ。そっちも美味そうだった。いや、ひと口もらったな。だが味の記憶は無い…… (-"-)

そしてコーヒー。セットコーヒーではあるものの、これがなかなか美味しかった。写真はないけど。コーヒーの美味さを伝える手段がない。いや、スキルがないと言った方が正確か。

 

そして食べ終わった頃、上野精養軒と言えばハヤシライスであることを思いだした。さすがは田舎者である。常識がない。

いいさ、ハヤシライスはまた今度、昼間の上野方面で喰ってやる。その時にコーヒーも確かめてやる。

北関東出身の田舎者は、上野にはあまりコンプレックスがないのだ。

 

そして精算というところで、レジの横に掛けられた一幅の画が目に入る。なんと、横山大観ではないか。いい画なのかどうか、審美眼は無いのに、「さすが銀座!」と恐れ入る田舎者なのであった。おしまい。