粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

島根旅行 追補編

なんという雑なタイトル。

でもまぁ、次の旅行が迫ってきてしまったので、ここら辺で残り全部を詰め込んで、終わりにしようと思う。

まずは出雲大社と並ぶ(とワタクシが考える)島根旅行のメインのひとつ、石見銀山。ここを省いては「島根に行った」と言えなくなる。

などと言いながらも、時間が無い(^^;)ので大久保間歩(おおくぼまぶ)に直行。

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大久保間歩 入り口

こはちゃんと入り口が管理されていて、勝手に入ることは出来ない。なので、直行とは言っても、まず世界遺産センターに行って、ツアーに申し込む。

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大久保間歩の内部

暗いので写真は厳しい。そして、洞窟内部はけっこう水が出ている。そのおかげか、ヨコエビも生息しているらしいが、ちゃんと見るヒマは与えられなかった。残念。外部との行き来もなかなか無いだろうし、おそらく生物学的に貴重だと思うが、特に配慮されている感じを受けなかった。大丈夫か?

ツアーじゃ無ければ入れないだけでは無く、やはり説明をちゃんと聞けるのはツアーのメリット。多少要らない話もあるが、そのくらいはおおらかに受け止めなければならん。

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龍源寺間歩

別の間歩にも行ってみる。こちらは入場料さえ払えば自由に出入りできるが、駐車場からの歩きはそこそこの距離。自転車を借りて行く人たちも多かったが、ワタクシども夫婦は基本的に歩く。雨が降ってたけど。

そうそう、ここの入場料、WAONで払うとけっこうな割引がある。どうやらイオンが石見銀山の強力なスポンサーであるようだ。石見銀山に行くときはWAONを持って行くことをオススメする。

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龍源寺間歩内部

こちらはとても歩きやすく整備されていて、小学生の遠足で来ても良いレベル。説明員に説明してもらうことも出来るようだが、ワタクシは自由を愛するので…… ^^;

龍源寺間歩から歩いて駐車場まで戻る途中、神社や匂い袋のお店などにも立ち寄りつつ、精錬所跡に立ち寄る。

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清水谷製錬所の説明板

あれ? 精錬所じゃなくて製錬所なんだね。なるほど、製錬とは精錬の前プロセスなのか。

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清水谷製錬所跡

今はこうして文明の痕跡のように静かに立っているが、往時はどのようだったのか、視覚的に想像が出来ない……。

そしてここ、実は……。

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銀と採掘の道具

DQウォークのおみやげポイントのひとつなのである…… ^^;

旅行の目的は、ひとつではない!

なぜエラそうなんだ……。

更に駐車場に戻る途中……。

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イノシシの頭骨がたくさん

こんなワイルドなお宅を発見。

そういえば、石見銀山エリアに来る途中、道路に若いイノシシが一頭倒れていた。もちろんん、クルマにはねられて。このあたりはかなりイノシシが多いと見える。

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五百羅漢

駐車場を少し越えて歩き、羅漢寺にも寄ってみる。内部は撮影禁止なので、写真は外観だけ。

石見銀山はこのくらい。これ以上時間をかけられなかった。

 

他に回ってみたところといえば……。

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三瓶小豆原埋没林

こんなものがあると知らずに島根に向かったわけだが、三瓶小豆原埋没林(さんべあずきはらまいぼつりん)はおよそ4000年前の見事な巨木が、信じられないくらいの保存状態で、今も立っている。自然の、それも偶然の素晴らしさ。

こういうワタクシが喜びそうなものを、かみさんがちゃんと嗅ぎつけててくれるからありがたい。

埋没林では事務所のみなさんに、「東京から来たの!?台風で大変なんじゃないの?」と気遣っていただいた。ここだけでなく、お宿をはじめとしてあちこちで心配していただいた。島根の人たちって人柄が良い気がする。運転していても、運転マナーがすごく良い気がした。無論、偶然の可能性は否定しない ^^;

 

そんな台風のこともあり、最後の一日は、ちゃんと飛行機が飛んでくれよと祈りながらの観光 ^^;

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松江城 堀川めぐり

松江城のお堀は立派なものだ。なにせ、舟に乗って一周できる。実際、こうやって一周できるお堀はあんまり無いんじゃないかな。ワタクシは手こぎボートで一周した五稜郭しか記憶にない。

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船頭さんのお話で舟の中は笑いに包まれる

船頭さんの話も楽しいのだが、ときおりマイクの音を切って静かに通らねばならない住宅地などもあって、お堀もお城も市民の生活に繋がってると実感する。

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松江城 天守

当然、天守には入ってみる。松江城天守は思ったよりもずっと広い。こんなに広い天守、今までにあったかな?

現存12天守のうち、弘前城松本城・姫路城・丸亀城松山城高知城に続いて7つめだ。残り5つ、回り終える日は来るのだろうか。

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みそ汁スライム

はい、またまた出ました、DQウォークのおみやげ。松江城にはシジミとスライムの味噌汁が。違うか、スライムがしじみ汁を満喫しているだけか。

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小泉八雲記念館

松江には小泉八雲記念館もある。これはかみさんにとって外せないポイント。ラフカディオ・ハーンの幼少時からの年譜も興味深いし、期間限定の展示のようだが晩年のエリザベス・ビスランドとの手紙のやりとりなども心動かされる。

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武家様、失礼します

武家屋敷なんてのもある。しかしなにやらお祭りっぽい準備で忙しいらしく、歓迎されている感じはしなかった ^^;

調べてみると、水燈路というイベントだったみたいだ。道理で松江城の駐車場も16時くらいには出てくれ、と言われたわけだ ^^;

このあとはTVCMで有名になったベタ踏み坂通って鳥取県へ入る。よく言われるように、ベタ踏みの必要は全く無い。

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境港

水木しげるロードに行ってみたいというかみさんの指令で行ったわけだが、偶然にもここも例のポイントだった。

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松葉ガニ

残念ながら(時期的にも)松葉ガニをいただくことはなかったが、またおみやげを息子たちに送ることが出来た。

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すなば珈琲

そんなことより、本場のすなば珈琲を発見してテンションが上がる。しかし先客のおばさんたちが入店を断られているではないか。なんと、まだ17時を回ったところだというのに、もう閉店だという。こんな観光地で、3連休の真ん中の日で、まだ日も沈んでいないというのに……なぜ。

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こなきじじい列車

レンタカーで来なければこんな列車にも乗ってみたかったかも。

さて、日も暮れてきたので米子空港に移動。

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米子空港

この日の羽田行き、ワタクシが予約していた最終便以外は全部欠航。ちゃんと飛んでくれたのは本当にラッキー。空港ラウンジの無料コーヒーを飲みながらのんびり過ごし、隣り合った席が他に空いていなかったからやむを得ず取ったプレミアムクラスで、お弁当とスパークリングワインをいただきながら帰ったのでした。このプチ贅沢もオリンピックのチケットが全て外れたおかげだ、チクショーメ!

この旅行のここまでの記事は……。

 

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さて、次の灯台はどこにしようかな……。