粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

お風呂リニューアル計画

モノには寿命がある。

炭素14だって5730年も経てば、1/2の確率でβ崩壊する。

 

我が家の給湯器も20年経ってその日が来たようだ。

それにしても、失ってから知る有り難さというのは、そこら中にある。情けない話だ。なにもこの真冬に壊れなくてもいいじゃん、というのはこちら側のワガママな考えで、負荷が大きいときに壊れるのも道理だ。

 

まぁそんな話はサテオキ、この寒さの中、お湯が使えないのはやはり厳しい。壊れたものは交換しなきゃならない。そして、どうせ交換するならユニットバスも、洗面台も、洗面所のあれやこれやも、キッチンも一緒に……とか言い出すのは自由だが、我が家にそんなお金は無い。

ともあれ、早速ガス会社に出向き、給湯器の交換の相談をした。そして話の流れでユニットバスのショウルームまで出かけてみた。ちなみにまたしても有休を使っている。それも夫婦揃ってだ。嘆かわしい夫婦である。

予約無しでショウルームに飛び込んだわけだが、見学だけのつもりが、可愛いおねーさんがよくできた模型を使って説明してくれた。

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お人形遊びをしたくなるお風呂場の模型

すっかり検討が楽しくなって、結局、見積書を作ってもらった。

 

まぁ正直、20年も持ったのは有り難いこと。大寒近くに壊れたにせよ、こんな暖冬の年の大寒だったのも、おそらくラッキーなことだろう。もし壊れなかったら、数ヶ月後に加熱で誤動作を起こし、火事にでもなって周囲に大変な迷惑をかけていたかもしれない。

そうならなかったウチの給湯器、なんていい奴なんだろう……。

そう思って感謝することにした。はははのは。