粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

ヒナを拾う(良い子は真似しないで)

「ヒナを拾わないで」だと思っていたキャンペーンのポスターが、いつの間にか「みまもって、野鳥の子育て」に変わっていた。

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みまもって、野鳥の子育て

このポスター、長年に渡って鳥見友達である富士鷹なすびさんのイラストを使っているので、正直、絵しか見ていなかった。今年、突然文言が変わっていることに気づいたのだが、いつからだったのだろう?

まぁそれは良いとして。

考えてみれば、心優しい人が

「ヒナが落ちていたので拾いました。どうしたらいいの?」

というのが自然な事の発端になるはずで、その人に対して

「ヒナを拾わないで」

と返すのはどうかと。

既に拾ってしまっている人が聞きたいことは、そう言うことでは無い。かえって感情的な反応を生みかねない。それよりは、

「野鳥の子育てを見守って欲しいのです」

という理想論を展開する方が、まだ感情的なしこりを生まないのではないか。ということか?

 

いっぽうワタクシは、「帰省するにもできる限り公共交通機関の利用を避けるように」と、上司から指示されたという息子1号を迎えに、都内まで走った。まぁ相変わらずのバカ親ではある。もう巣立ったはずのヒナを、今でも拾ってしまっている ^^;

そして会いに行けない田舎のじじいばばあのために、息子の近辺でおみやげまで探して回るのであった。困ったもんだ……。

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いつ渡せるか分からない、息子1号のおみやげ