粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

三内丸山遺跡

べ、別に世界遺産に登録されたから行くわけじゃないんだからねっ。

新幹線の予約は1ヶ月と1週間前に入れる。乗車券とグリーン車を合わせて半額で済ませられるのだから、とりあえず事前申込を試さない手は無い。そしてそのほぼ一ヶ月後、めでたく世界遺産登録が決定。こ、混んじゃうじゃんか。どうしてくれるんだよ。

ちなみに現在はコロナで休館中らしいです。

 

ブログの順番が前後しちゃってるが、青森に到着後、善知鳥神社で今回の旅行の無事を祈願してから、その足で三内丸山遺跡へ。なにせ青森市内で交通の便がいい場所にある。

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縄文時遊館

三内丸山遺跡の入り口、縄文時遊館に到着。危惧していたような混雑は無かった。やっぱり平日に限りますな。

この建物は広い遺跡エリアへの唯一の門としての役目を持っていて、ここからしか入れない。

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広い遺跡エリアへ

とりあえず遺跡へと急ぐ。なかなか広大だし、陽射しも強い。帽子が必要。持ってきて良かった。日傘男子になるためのmont-bellの日傘も持参していたが、未だに日傘男子には抵抗がある ^^;

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集落跡

あちこちに発掘された集落の痕跡がある。ずいぶん大きな集落だったのだろう。

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三内丸山遺跡と言ったらこのイメージ

これは本当に巨大。だがもちろん、レプリカだ。(場所は本物らしい)

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ドーム内で保存されている本物の柱の跡

暑いという感想ばかり書き連ねているが、本当に暑かった。ここも太陽を遮るモノが無いので暑い。そんな中、こういう保存ドームの内部はしっかりと冷房が効いている。正直に言うとエアコンが快適すぎて、なかなか出たくないんですな、これが。でもそれでも密にならないくらい、混雑が無かった。

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この遺構は本物

縄文時代からのモノがこうして残っているというのはやはり無条件に感動する。人間の百世代とかすっ飛ばしちゃうんだから。

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こっちの角度はあまり見ないけど

こういうドームがいくつか散在していて、前述の六本柱もこのひとつの中。そしてドームはどれもとても涼しい。憩いの部屋 ^^;

こっちは暑い暑いと泣き言を言っているが、そんな中で今日も発掘を進める人たちも。

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今日も発掘中

こういう方たちのおかげでワタクシが楽しめるわけです。ありがたや。

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発掘の現場を丸ごと保存

2枚目の写真で中央右寄りの白い建物の中がこれ。何処を掘っても何か出てくる、という感じ。

ぐるっと回って、時遊館に戻る。

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おびただしい数の発掘物

展示されないモノも大量にある。まるで大型物流センターの棚のようだ。見ての通り、そのほとんどに修復の痕がある。つまりバラバラに割れていたものだ。大量の破片の中から同じ土器だった物を見分けて組立てていく作業。想像しただけでもムリな感じがするが……。

 

ともあれ、到着したその日からみちのくはずいぶん楽しませてくれる。

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ゲームのプロローグのような展示

いよいよ楽しい旅が始まる予感。