粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

2014-01-01から1年間の記事一覧

青根温泉 湯元不忘閣

10日ほど前の話。 仙台から西南西に直線で30キロ強、蔵王の麓に青根温泉というところがある。 クルマで白石から蔵王の御釜に行く時などは遠刈田温泉のあたりで道を曲がってしまうのだが、そのまま直進した先にある温泉地だ。正直、息子が仙台に引っ越すまで…

立山黒部アルペンルート 最終回

黒部湖の遊覧船ガルベに乗りながら、あとはダムカレーでも喰って、最後のトロリーバスに乗ってしまえばもう帰るだけだな、というところ。しかし予定より早めに出てきてしまったので、ちょっと時間が余りそうだ。 そんなとき、ガルベの船内放送が湖畔に遊歩道…

立山黒部アルペンルート その12

黒部湖で遊覧船に乗ろう、というのはかみさんの発案だった。息子たちと一緒だった頃は当然そうしたが、二人でも乗ろうとするのだからよほどこういうことが好きなのだ。こういうことってどういうことかは巧く言えないけど、思いつきの寄り道というか、ちょっ…

立山黒部アルペンルート その11

ダラダラと書いてもう11回目になっちゃったなぁ。 しかしまとまった時間を取れるような生活でもないし、そもそも長く書いたら面白くなるわけでも無し。 さて、前回のトロリーバスを降りると、目の前には開放感溢れる景色が広がってくる。そこが大観峰だ。幸…

立山黒部アルペンルート その10

目が覚めたらもうそれなりの時間だった。 とりあえず言い訳なんだが、このところ睡眠時間が……。 まぁそれにしても普通なら鞭打って起きそうなもんだけど、正直に言っちゃえば、前日のうちにライチョウを十分見たからでしょうなぁ。はっはっは。 早朝散歩が出…

立山黒部アルペンルート その9

さて、ワタクシの最大の目的がライチョウであれば、かみさんのそれは雪の大谷である。 もちろん、かみさんもライチョウが見たかったし、ワタクシも雪の大谷が見たかったのだが、どれが一番かと言えばこうなる。全く趣味が違うわけじゃないけど少し違う。これ…

立山黒部アルペンルート その8

一週間が過ぎてしまったのに、まだここに居る。 いや、毎日少しずつ書いているおかげで、まだ旅行の余韻に浸っていられる。これはちょっと得した気分。 さて、前回のメスも、実はつがいで行動していた。このオスがそのお相手。先のペアとは直線距離で百メー…

立山黒部アルペンルート その7

いつまで続くか自分でも分からないこのシリーズ。たった1泊なんだけど、いまだに1日目のことを書いている。でもまぁ、このスタイルをもう少し試し続ける。何の宣言だw さて、ペアの観察で満足しての帰り道、先ほどちょっと様子を見ようかとしていたベンチの…

立山黒部アルペンルート その6

前回はライチョウのメスが可愛い、と言う話を書いたけど、見た目だけじゃない。行動も可愛い。 今日の写真は前回のメスと前々回のオスのペアの写真。 このオス、盛んにメスにアプローチをかけていたのだけど……。

立山黒部アルペンルート その5

なんとなく、ライチョウって雌雄の見分けが難しいようなイメージを持っていた。鳥見屋としては甚だ恥ずかしいことだ。おそらく、ドキュメンタリー番組でばかり見ているからだろう。そういう番組では厳冬期のライチョウの生態を、特に取り上げるからね。その…

立山黒部アルペンルート その4

# いきなりその4とか……。前の記事のタイトルは訂正せずに放置します。 ミクリガ池(Wikipediaに倣ってカタカナ表記にします)を見下ろすあたりに、何名か先客がいらっしゃった。普通の鳥見とは違ってレンズの長さで鳥見屋とそれ以外を見分けることは難しい。し…

雪の上へ

前回の続き。 荷物を部屋に置いたら、早速雪の上へ出たい。 ホテルの無料イベントで翌朝にライチョウを探すイベントがあるのだが、とりあえず自分で探さなくては。そのために来たわけだし。 この時期、まだまだ雪の大谷では12mを超える雪の壁が残っている。…

まずホテルありき

前回の続き。 さて、前回も少し書いたのだが、当初利用予定だったバスツアーが申込者不足で不催行となったので、気を取り直して電車で行くパターンを探した。しかしさすがに手遅れ感があって土日は無理。しかたがないので金曜日発に決定。仕事のつまり具合と…

立山へ

長いことこのブログをほったらかしにしているけど、たまには何か書いて、例の放置ブログを示す広告を消してあげようか。と思ったためではなく、久しぶりに出かけてみたのでそれをつらつらと書いてみようと思う。 行こうと思ったのはタイトルにあるとおり、立…