粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

和歌山旅行 その5 第二の熊

和歌山に来て3日目。月曜日だ。

和歌山に来てここを見ないという手もない。そう、アドベンチャーワールドだ。つまり第二の熊とは、大熊猫のこと。一番混むであろうここに月曜日を充てる、というのが根本にあって、そこから逆算しての熊野三山だったわけだ ^^;

ウィークデイであるからフツーのサラリーマンは働いている。しかしワタクシもこの日はかみさんの満足優先という、ある意味お仕事の日なのである。

 

平日とは言え、駐車場の入り口にはさすがにクルマの列。そして入れば入場券でまた列。平日の、しかもコロナ禍でこれなんだから、一番混むときにはどんな感じになってしまうのか。

 

他の動物はおいといて、パンダ舎に向かった。

ところがパンダ舎の手前、2,30人の人だかりの向こうに、奴は居た!!

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パンダ、すげえ近い

標準的なレンズで、ノートリで、間にガラスもアクリル板も無くこのサイズだ!

「立ち止まらないで下さい」なんて無粋な声は一切聞こえない。何分でも最前列で見ていられる。小さな子どもが寄って来たときはさすがに場所を譲ったけど ^^;

上野動物園との圧倒的な違い!

シーズン最初のキビタキがすぐそばに出てきた時のように、無駄に連射してしまった。だがそんな人は自分の他に居ない。きっとこっち方面の人たちにとってはこれがパンダの当たり前の姿なんだ。ズルい……。

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寝てる奴もいる

桃浜はお疲れなのか、気持ちよさそうに寝ていた。

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アクビで牙を剥く結浜

屋外で寝ている結浜は、大きなアクビのあと面倒くさそうに立ち上がった ^^;

 

この日、ベテラン父さんの永明は体調不良とのことで見られなかった。

また、その後の発表では良浜が出産したとのこと。めでたいですな。

 

他の動物を見なかったわけではないが、まぁここはやはりパンダの国。これからも頑張って繁栄して欲しい。成功を続ける繁殖の理由が、永明のオスとしての優秀さにある、なんていう話も聞くが、真偽や如何に。

願わくは、良浜が産んだ今度の男の子も、永明の遺伝子をしっかり継いでいますように。

(でも、もしかして中国に連れて行かれちゃうのか?)

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パンダ肉まん、いただきました