せっかく鳥羽まで来たのだから、お伊勢参りです。
お伊勢さんと言えば、まずは二見興玉神社から行くのが習わしと聞きます。

駐車場が混んでいて難儀しながらも、なんとか停められました。あれ、本当の行楽シーズンとかだとどうなっちゃうんですかね?

立派な石のカエルです。まおよりもずっと大きい。ひと飲みにされそうです。

最近はずいぶん街にも姿を見せるようになったイソヒヨドリですが、やっぱりこういうところにこそお似合いです。時代について行けてないじじいの偏見ですね ^^;
さて、順番通り外宮に……寄るかというと、寄りません。それどころか、内宮にも行きません。わんこが入れないのでしかたありませんね。以前、2回ほどお参りしているのでまぁいいか、と。関係ありませんが最初に行ったのは、昭和最後の日、崩御の前日でした。
さて、今日の目的地は内宮の手前、おかげ横丁です。

いやあ、春爛漫ですね。うちのおかげ犬たちも、輿に乗せられてなんだかエラそうです ^^;

郵便局の看板も、右から書かれています。伊勢うどん配送の看板も出てますね。観光気分が盛り上がります。

電柱なども無く、多くの観光客で溢れても歩きやすそうです。

まだ空いている時間帯でしたが、さすがに赤福本店には客がいます。もちろん、ワタクシたちも買いました。わんこのイートインは出来ませんからね。

ビックリするほど空いているスタバでした。まだ観光バスがそれほど来ていない時間帯だったようです。

わんこはここまでですね。いいんです、ここまで来れば、お参りしたような気分になれます ^^;

かみさんたっての希望で『もめんや藍』でゲットしたおかげ犬と一緒に横丁散策を楽しみます。
せっかくだから伊勢うどんが食べたいな、と思っていたら、犬連れでも入れますよとの客引きの声に誘われて、こちらのお店に入りました。
あれ、なんか高級店だったみたいですね。高級なものは食べませんでした ^^;

店の奥にわんこ連れ用のテーブルが二つありました。

ワタクシはお子様舌なので、牛すじとうどんのいいとこ取り。かみさんは手こね寿司という郷土料理と伊勢うどんのセットと、欲張りました。手こね寿司……酢飯の漬け丼、と言ったところでしょうか。怒られる? ^^;

鼻糞丸めて萬金丹! 若い人は知らない言葉でしょうか ^^;
かみさんは子供の頃、自宅にいつも萬金丹があったそうです。私にとっては今はなきゲームソフトメーカ、ハドソンの和風RPG、桃太郎伝説の回復の魔法が思い出されます。やっぱり若い人は知らないでしょうか? ^^;
萬金丹自体は買いませんでしたが、飴やシロップを土産に買いました。

わんこたちはだいたいカートに乗せられたままですが、なんでですかね、こういうところに詰め込まれると、長い時間おとなしくしてますね。あちこちにマーキングされても困るので、おさんぽしてるのは人間だけかもしれませんが、かなり満足げではあります。

赤福本店の道を挟んだ隣にある焼き栗屋さんで、自分たち用に焼き栗を買いました。そこのおばさんがとても親切な方で、犬も焼き栗は大好きだし、うちのは添加物も砂糖も使ってないから、犬にあげても平気だよ、と二つサービスしてもらいました。
Google Mapsでそのおばさんを最悪と書いているユーザがいますが、私にはとてもいいおばさんでした。こういうのって悪い意見だけが書かれてしまい、反論の余地も無く、あまりいいことではありませんね。自分もけっこうGoogle Mapsに書き込みはしますが、最悪と思った時にはGoogle Mapsにはもちろん、このブログにも書かずにもっと閉じたところに書き込んでいます。王様の耳はロバの耳、的な感じですかね ^^;
もちろん、わんこたちは焼き栗を大喜びで食べました。おばさん、ありがとう。

あまりに大きくてうちのわんこたちが小粒に見えます。

わざわざこういう写真を撮るために、色々置いてくれている感じです。ありがとう。
さて、そろそろ帰ります。

私がカメラを構えていると、突然かみさんがリードを離しました。
え、ちょっと、なにするの、と思いながらのショット。
かみさん曰く、リードが邪魔だとかおまえが邪魔だとかうるさいから放してやった、だそうです。
ワタクシ、反省が必要なようです。でもそのおかげで自然なポーズの写真が撮れました。
宿に帰り、赤福を食べます。生ものですから、すぐに食べませんとね。


白黒も美味しいですけど、やっぱりオリジナルが一番だったかな。

萬金丹のお店で買ったシロップ、帰宅後に飲んでみました。
ワタクシはウィルキンソンで割ってクラフトコーラ。
かみさんは牛乳で割ってアイスチャイ。
どちらもとても美味しいです。お世辞抜きです。すぐにウェブショップで追加購入しました。もしかするとこれから常備することになるかもしれません。
こんな感じで、5泊6日のわんこ連れドライブの旅が終了しました。わんこたちは日課のお昼寝生活に戻りましたし、ワタクシはサラリーマンに戻ってしまいました。
嗚呼、懐かしい伊勢路の日々よ。