粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

週の真ん中にアフロ

平日の仕事帰り、映画を観に行くためにかみさんと待ち合わせ。

もともと映画ファンではまったくありませんが、吉祥寺をブラつくのは学生の頃から好きなので、こちらに引っ越してきてからは以前よりも映画を観るようになりました。

さて今回は映画が終わるのが遅い時間帯になるので、先に晩メシです。

天ざる(ホントのメニュー名、失念)

吉祥寺の東急にある神田まつや。本店の方には行ったことが無いから比較は出来ません。お味はなんというか……あまりタイプではありません。やっぱりこういうのは個人の好みですからね。他人の評価は当てになりません。そこのところ、ご理解ください。

まだ時間が余るのでコーヒーでも、と同じ東急の中にある丸福珈琲店に入りました。

実はここの昭和浪漫というセットが好きだったのですがそれはもう20年くらい前。今ではまったく見なくなりましたが、丸福の本場である関西のほうではまだあるとかないとか。確かめに行くわけにもいきません。

珈琲ミルクレープが美味しい

甘すぎず美味しい、と思いましたが途中からやっぱり甘いな、と。それは普段の不摂生からくるかかりつけ医に対する恐怖に他なりません。糖尿怖い。でも甘いの美味しい。

 

さて、映画ですが、昨年12月にも観た『さよなら ほやマン』です。

昨年後半には『福田村事件』『月』『市子』といったそれぞれ素晴らしい映画を立て続けに観たのですが、その中でもこのほやマンを一番気に入りました。というのもMOROHAのアフロが主演ということで、もしかするとふざけた映画なのかな、と思いながらも、情報を探っているうちにこれは観なきゃ、と思い始め、観たらすっかり好きになってしまいました。

そしていつの間にか(映画通ではないので情報は入ってこない)主演のアフロと助演の黒崎煌代くんがともになんだか賞を受賞したと(ちゃんと調べれば良いのに)。

そしてそれを記念して、またUPLINKで上映し、アフタートークにアフロが来るというではないですか。

そもそもMOROHAの「三文銭」とかが胸にズドンズドンと響いてとても好きだったので、これは行かない手は無いわけです。

庄司輝秋監督とアフロ(MOROHA)

ラッパーですからね。しかもMOROHAを聴いたことがある人なら分かると思いますが、あのアフロですからね。どんな尖ったトークが……と思ったらこの笑顔ですよ。

失礼ながら、庄司監督が聞き手になってアフロが喋りまくるんだろうと思ったら、むしろアフロが庄司監督から話を聞き出す時間が長い!

さすが、プロのMCですよね。

話は変わりますが、呉城久美さん可愛いです。

帰りにはお二方からプログラムにサインをいただき、少しですがお話もさせていただき、満足して家路につきました。もちろん帰りのクルマでも、BGMはMOROHAでしたよ。