前回はライチョウのメスが可愛い、と言う話を書いたけど、見た目だけじゃない。行動も可愛い。
今日の写真は前回のメスと前々回のオスのペアの写真。
このオス、盛んにメスにアプローチをかけていたのだけど……。
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なんとなく、ライチョウって雌雄の見分けが難しいようなイメージを持っていた。鳥見屋としては甚だ恥ずかしいことだ。おそらく、ドキュメンタリー番組でばかり見ているからだろう。そういう番組では厳冬期のライチョウの生態を、特に取り上げるからね。その方が視聴者の感情的な部分を刺激するし。
しかし、繁殖期のライチョウは、ご覧の通り雌雄、非常に見分けやすい。
やはり見た限りでは鳥見屋のレンズはどうしてもオスに向くようだ。肉冠の赤が目立って、画になりやすいからだろうか。
しかしこうして見ると、メスはとても可愛い顔をしている。虹彩が暗い色をしているから、目がまん丸に見えるのだろう。人間は本能的に、瞳が大きいと可愛いと感じるらしい。そもそも好きな相手を見る時の人間の瞳も大きくなるらしいしね。
虹彩が暗い方が可愛く見えるのは、ツミのオスが可愛いのにメスが怖く見えるのが良い例だ。
ライチョウの繁殖羽の場合、オスは目が頭部の羽根と同様に黒くてあまり目立たないが、メスは体色に比べて目の黒さが際立って、可愛く見えるようだ。
まぁそんな個人的な感想はどうでもいいか ^^;
# いきなりその4とか……。前の記事のタイトルは訂正せずに放置します。
ミクリガ池(Wikipediaに倣ってカタカナ表記にします)を見下ろすあたりに、何名か先客がいらっしゃった。普通の鳥見とは違ってレンズの長さで鳥見屋とそれ以外を見分けることは難しい。しかし、ベンチに腰掛けていると漏れ聞こえる会話からそれは分かる。
で、どうやら今はお出ましになっていない様子。なので、ちょっと様子を見る。慌ててもしかたがない。
下界と違って日差しも冷たい風も、ともに心地よい。
遠くの尾根筋にはスキーヤーやらボーダーやらが見える。アイゼンを着けて本格的な山歩きの人たちも居る。みな、この雪の山を楽しんでいる。良い気分だなぁ。
対岸のハイマツの周辺には動きがなかろうか、と双眼鏡を取り出していたら、少し先まで様子を見に行っていたかみさんが手招きをしている。何を意味しているかは、すぐに分かった。
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