粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

尻屋埼灯台と寒立馬

青森の旅行の件を立て続けに書くつもりが、なかなかヒマも無く。この調子だと永遠に書かないことになりそうなので、ぶつ切りに上げていくことにする。

そもそも今回の旅行も年イチくらいをノルマと考えている参観灯台巡りが主目的。そして、その行先は尻屋埼灯台のはずだったのだが……。

なんと今年は参観休止。そしてそれに気づかないままに旅行を計画してしまったマヌケさよ。

まぁ、目的はここだけではないので……。

浅虫温泉からレンタカーで出発し、途中で六ヶ所村の原燃PRセンターを見学したりしながら尻屋埼まで走ったが、いや想像以上に遠い遠い。

そして着いた、尻屋埼灯台

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海霧で煙る尻屋埼灯台

とても良い天気だが、海霧が立ちこめてなにやら独特の景観になった尻屋埼灯台。来る者を拒む……って公開されていないだけの話だが。ここには必ず、また来るので長居はしない。

それよりも灯台と馬の典型的な尻屋崎の写真を撮りたかったのだが、馬が居ない。とにかく居ない。

ゲートの内側をかなり丹念に(といっても車窓からだが)探したが、見当たらず。時間も無限にあるわけでも無いし、諦めて帰ることにした。

ゲートのすぐ外にクルマを停めて、ファインダー越しにチョウゲンボウと戯れる。そのチョウゲンボウも去ってしまったので、本当に諦めて、右折して帰ろうとしたその時。

「あれ? あっちにいるじゃない」

とかみさん。

マジかよ。ゲートの外にいるのかよ。じゃあいくら内側を探したって見つかるわけ無いじゃん。

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日照りの中の寒立馬

いや、これじゃあ普通の牧場だし。

まぁいいや、もし冬に来る機会があったら、その時こそ寒立馬らしい写真を撮ろうじゃないか。(まぁ次来る時も冬ではないけど。だって冬は灯台が閉鎖されちゃうから。)