粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

恐山

尻屋崎から西の方角に走り、恐山に向かった。

青森県の通常なのか、訪れたときが特別だったのかは知らない。だがこの時、下北半島の太平洋側とそれ以外の地域で、気温に大きな差があった。前の晩の天気予報でもそうだった。

尻屋崎もそれなりに暑かったが、恐山の暑さは異常だった。(まぁその後に津軽も十分暑いことを知ったが。)

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霊場恐山と書かれた山門

駐車場からここまですぐそばなのだが、もう汗が湧き出している。霊場という寒気がしそうな言葉も、この日は効力を失っていた。

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男湯!

お参り前に身体を清めるとテレビで見たことがあるが、暑さでその元気はない。もう歩くだけでも面倒。なんて罰当たりな。

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猛暑地獄

地獄めぐりが恐山のメインだと思っているので、もちろんそちらに向かったのだが、暑い。もしかして噴火の兆候なんじゃないの? ということにしてもう避難したいレベル。

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風車も融ける予感

本来、地獄めぐりの風景に寒々しさを加えるはずの風車も、この日は熱風でいやいや回らされている感じ。ついつい写真の露出もオーバーになる。

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ポコッ ポコッ

ほら! やっぱり噴火しそうじゃん!

地獄めぐりを楽しみたかったのに、結局すぐにギブアップ。宇曽利湖の湖畔も散策したかったはずなのだが、冷たい飲み物を買って、エアコンの効くクルマの中へと逃げ込んだのだった。ちょっと残念。