タイトルは本来、サンライズ出雲にするはずだった……。
最寄りのみどりの窓口で、いわゆる10時打ちをお願いしたが、出雲のツインの壁は高く……。
まぁ泣き言はこのくらいにして、次善の策、瀬戸で岡山まで。
東日本が台風19号を迎えようとしている10月10日の夜、かみさんとふたりで西へと出かけた。いやいや、台風の接近を知って逃げ出したわけでは無い。前述の通り、一ヶ月前から決まっていた旅行なのだ。信じてください ^^;
死ぬまでに一度くらいは乗ってみたかった寝台特急。今となっては選択肢も少ない。参観灯台を巡る旅と絡めると、このサンライズ一択だ。
ツインが取れずにシングルを二つ押え、乗り込んだ。
内部は二階建て。ワタクシどもの席は一階でござる。左の階段を下る。
またまた足元写真。6月の三宅航路、特2等に比べてみると、寝台のサイズに大差は無い。こちらの方が若干余裕があるかな、という程度。
ただ、鍵がかけられるドアが付いているので、セキュリティ的にはこちらの圧勝だ。
見ての通り、100Vは利用できる。ただしインバーターが作る100Vだからあまり信用は出来ないだろう。もちろんそれに類する注意書きはなされている。まぁスマホの充電程度には十分だ。
照明のオンオフスイッチが二つ。NHKラジオが聴ける。ヘッドホンを挿さなければ、音は普通に出せる。聴かなかったけど。アラーム付きの時計もある。アラームも使わなかったけど。
少々時代を感じさせるのが灰皿。残念ながらタバコの臭いからは逃れられない。
サンライズには車内販売は無いので自販機は気になる。品揃えはこれだけでちょっとさみしいが、まぁしかたあるまい。そもそも買ってから乗るのが普通だし。緊急用としてはこれで十分か。
さて、夜が明けて岡山に到着。
ワタクシ、岡山駅は若い頃に仕事で何度も利用しているので、あまり良いイメージが無い 。早く乗り換えて去りたい ^^;
大勢のギャラリーに見守られる中、切り離し作業が行われる。
ワタクシたちはここで朝食を仕入れた後、特急やくも1号の到着を待つ。
やって来ました、4両編成のやくも1号。実は機能的に上なので、サンライズよりも速く伯備線を走ることが出来る。
さあ、遅々として進まない（であろう）旅行記の始まりである。
つづく。（たぶん）
