ワタクシが出雲に来た一番の目的は、台風19号からの避難ではなく、出雲大社へのお参りでもなく、ましてやDQウォークのおみやげなどではなく、ここ、日御碕(ひのみさき)灯台だ。
出雲大社から日御碕へは15分か20分程度のドライブ。天気が悪くなってきたのであまり快適なドライブとはならなかったが、まぁ贅沢は言えない。
ご覧の通り、遙か離れているとは言え、台風19号のために雲が垂れ込め、風も吹き、小雨がパラつき始めている。前の記事から1時間とか2時間しか経っていないが、青空はどこへやら。出雲大社のパワーもここまでは届かないということか……。
なぜか今回も時間が無くなってきてしまっている。宿を遠いところに取った自分が悪いのだが……。急げ。
入り口の前で。広角でもさすがに厳しい距離だった ^^;
比較対象としては、2月に行った角島灯台だけになってしまう。とてもよく似た感じに見えるので安心して登り始めたが、全然違う。ただひたすら、長い。きつい。体感的には3倍昇った気がする。正直、息切れした。
天気が良ければなぁ……というところ。本来なら日が沈む頃に来るのが良いのだろうが、前述の通り、このあと宿まで走らねばならない。
日御碕灯台は日本一高い石造りの灯台とされている。そのぶん昇るのはきついが、さすがに眺めは良い。そして、風も強い ^^;
展示されているフレネルレンズは、兵庫県の上島灯台で使われていたもので、阪神・淡路大震災で使用不能になったものを修復したそうだ。
ここまで来たからには、当然日御碕神社にもお参りしていく。
神社のすぐそばは海で、ウミネコの繁殖地としても有名な経島(ふみしま)が見える。まだウミネコには少し早かったので、静かなところだった。
無人島だが、年に一度は神事が行われるらしく、確かに鳥居が見える。
最大限にズームしてみると、小さな祠と鳥居が見える。
ときおり雨がパラついて、風が吹く。さすがに台風の影響か。
そろそろ西に90kmほど走って、今日の宿を目指さねばならない。
つづく