喪中なのでおとなしく生きています。
さて、一昨年は10本の映画を観たワタクシですが、昨年はたったの3本でした。
その3本が、『敵』『風に立つ愛子さん』『うぉっしゅ』とずいぶん高齢者向けの映画に偏りました ^^;
まぁ自分がそちらに向かっているのでしかたありません。
そして本年最初の映画には、正反対な感じの恋愛系映画を選びました。『楓』です。
ご存じとは思いますが、スピッツの往年の名曲をモチーフとした創作です。エンディングに草野くんの声が響いたら泣くに決まっている、と思いながら出かけました。上等だ。泣いてやろうじゃないの。

昨年の封切りなのに今頃行くので、アップリンク吉祥寺のスクリーン5という、一番狭いスクリーンでした。なんと3列しか有りません。2日前に予約を入れる時には誰も居なかったのに、実際には半分以上が埋まっていました。
ただ、最前列を選んだのは失敗だったかも。かなりの仰角で観ることになり、かみさんはクビが疲れたと言っていました。そんなことでは鳥見は出来ませんよ?
ちょっとネタバレです。別にいいですよね?
以下、手抜きでオフラインの日記から引用。
映画の内容はドキドキさせる恋愛モノ。
福士蒼汰演じる恵くんが旅行先のオーストラリアで事故死し、助かった福原遥演じる亜子のために恵のフリをすることになった涼くんとのちょっとねじれたラブストーリー。双子は兄が交通事故で死ぬことになるんだな。
最初くらいの場面でやけに左利きを強調するようなカメラワークがあるので、ああ、一卵性双生児で利き腕が逆のパターンなんだな、死んだ恵くんのフリをしているんだな、と分かる。
亜子が恵くんの死を知らないのは、事故の物理的な衝撃で入院などして、気づかぬまま周囲から伏せられていたのか、それとも同じく衝撃で記憶を失ったのか、どちらかだろうと想像したが、実際は理解しながらも受け容れたくない思いで、知らない振りを決め込んでいたようだ。
双子の兄弟なのになぜ弟だということに気づかないふりが出来るのか、という点については、実は兄弟が別の高校に通っていた、ということだった。
二人の最初の接点である、高校の合唱祭の日に亜子の写真を撮ったのが実は涼くんだった、というのはカメラを趣味にしているのは涼くんのほうだった、ということや、高校時代に河原で3人が出会ったシーンでの涼くんの憤懣遣る方ない感じの表情で推測出来た。
というように、意図的に隠すミステリー的な表現ではなく、観客に分かりやすくヒントを提示するやり方で、心優しい監督な気がする ^^;
行定勲監督の他の作品を観たことが無いワシなので、これが彼の特徴なのかどうかは知らない。
(日記を書く)時間をおいてしまったので以下テキトー。
亜子が涼を探して出会うまで、3年が経過しているようだが、もっと早く涼に向かえるはずじゃないだろうか。若さってそういうものだと思うし、亜子が3年も寂しいままで居られただろうか、と思ってしまう。もちろん短すぎれば軽薄な感じにはなるが、現実ならばもっとずっと早く切り替えるはずだと思う。まぁこれは完全なる主観の問題。
とにかくわかりやすい映画でした。
劇中で使われた、SUPER BEAVERの渋谷くんがカバーした楓を、AmazonMusic でリストに入れた ^^;
バッドエンドなストーリーに慣れてしまっている感じなので、気持ちよく最後にニマニマ出来る映画を観られて、年初としてとても良かった。
映画のあとはくぐつ草に寄ってちょっと辛い人気のカレーを食べて、待ちくたびれているわんこたちのためにさっさと帰りましたとさ。

さて、今年は何本の映画を観られるかな?