粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

転居への道 その4

ホントは、その7くらいまで続くかな……とか考えていた。

 

昨今の製造業における部材の長納期化を考えれば、そうなるはずだった。建築会社だって初夏の頃には

「来年の5月くらいになる予定です」

と言っていたんだから。そのつもりで準備するじゃん。色々と。

それが夏の終わりになって、唐突に

「今年中に出来ますよ」

とか言われる。おいおいおいおい、お金の準備が出来てないよ。その前に色々都合ってもんがあるじゃないの。かみさんがパートを辞めるタイミングとか。来年の5月だったら、年度末に辞めるのにちょうどいいね、って考えだったのに。おい。

残り8ヶ月がいきなり3ヶ月に変わるの、どう思います? ^^;

 

ともあれ、引っ越したいから引っ越すわけで、結局引っ越します。

 

20年以上住んだ青梅。

青梅人にはなりきれないままに去るけど、住まいからの眺めは悪くなかった。

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ベランダから見える花火

先日の夜あがった花火。最近はコロナ禍の影響で、ゲリラ的に上がることが多いが、突然聞こえる花火の音に驚いて窓をみると、この光景。これは田舎ならではの空の広さのおかげ。たかだか10階程度の高さでも、遮るモノは無い ^^;

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ベランダから見る朝焼け

UEFAチャンピオンズリーグなど、リアルタイムでテレビ観戦していると、冬は試合中にこんな光景が見られる。バイエルンが勝っていればこの朝陽を堪能できるが、まったくそんな物見る気分になれ無い日もある ^^;

そんな特殊な日では無くても、夜明けが遅い冬、平日の起床時はまだ夜明け前。朝食中にこんな景色になる日もある。

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玄関側から見る多摩川

この河原でヤマセミを見たことが、鳥見へのきっかけだった。他にもきっかけ要素はいくつかあったが、これが決定打。こんな特徴的な造形の鳥が、こんなに近くに居るなんて、という驚きは衝撃と言えるものだった。

しかしここで最後にヤマセミを見かけたのは、もう10年以上昔のことになる。ちょうど息子たちが義務教育を終えた頃だ。最近見かけなくなってしまったのは残念なことではあるが、自然が残された地域で育って欲しい、という願いは一応叶えられたと思っている。

 

というわけで、転居しました。

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転入届、提出

これからしばらく、段ボールとの戦いの毎日となります。