粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

賢いカラスの生活講習会

調布市の環境部環境政策課なるところが、標題の講習会を開催する、というので申し込んでみた。息子1号込み。彼は調布市民じゃないけど ^^;

その点は事前にご了承いただいて、いざ、神代植物公園へ。

しかしこの猛暑、植物園内で鳥見もあったらどうしましょう。まぁ2時間程度だからなんとかなるんじゃないか、と行ってみたが、快適な室内での講演でした ^^;

講師は宇都宮大学の名誉教授、杉田先生。

同校の出身である息子1号は、その名を聞いた途端に「俺も行く」となった次第。

 

環境政策課という部署が「カラスの生活講習」と銘打つのだから、ゴミを散らかされて困っている住民や、農業で損害を受けて憤慨している人たちが、どうやってカラスを撃退するか、という論点で喧々囂々となる未来も予見できていたので、さてどうなるものかと思っていたが……。

なんのなんの、どちらかと言わなくてもカラスの味方の人が多く、杉田先生も名誉教授という肩書きからは少し違う、人の良い高校の先生みたいな感じで。

ハシブトガラス (画像はイメージですw)

カラスの生態はもちろん、豊富な観察実験の知見、カラスにちなんだ各種書物(絵本とか物語とか小説とか)の紹介まで、幅広いお話が聞けました。最後にはたっぷりと質問コーナーも。

実験の内容については、ここで書けるほど正確に覚えていないので割愛します。ウソを書いちゃいそうなので ^^;

不定期ですが今後も行われるようなので、また行ってちゃんと理解してきたいです。

 

公演後、息子1号は

「挨拶してくる」

と先生の元へ。こういうところがワタクシたち夫婦には似ていません ^^;

杉田先生にご挨拶

所さんの目がテン!』にフクロウの件でよく出演する守山先生が息子1号の研究室だったので、そのあたりを話していたのでしょう。

「守山先生ならときどき会うので、今度聞いてみます。名刺、ある?」

と名刺を徴収されていました。

おまえ、その名刺、出向中のやつじゃん ^^;