調布市民となって、はや二ヶ月になろうとしている。しかし家具の新調だとか搬入だとか、確定申告だとか不動産関係のあれこれとか、もうなんだか散歩しているヒマも無い。
だがヒマが無いという人はヒマが出来ても結局何もしないもの。こんなことではいかんと、雪が残っているかもしれない野川にレッツゴー。付き合ってくれたかみさんに感謝。
こうやって整備されていると歩く気にもなりやすい。市民の健康のためにはこういうのが大切。小さい川は多摩川のようには強い風も吹かず、散歩に適している。
当然、護岸はされている。でも三面張りではなく、行政がちゃんと考えてくれている感じがする。
だいぶ無理なポーズで身体の柔らかさを誇示してくるカルガモ。こちらの身体の硬さを見抜いているらしい。
学生時代に住んでいた国分寺の安アパートは、すぐそばを野川が流れていた。だが、もっと汚かった気がする。記憶は曖昧で、そもそもアパートの軒下を流れる川なんぞに興味が無かった。今思えば残念。どう変わったか体感出来たはずなのに……。
近すぎて収まらない。サギ類なんて警戒心が強くて、すぐ飛んでしまうイメージ。しかし青梅と調布ではやはり鳥の警戒心に違いがあるようだ。
自分も風呂はすぐに出てしまう方だが、このカラスもあっという間にバシャバシャを止めてしまい、撮ることが出来なかった ^^;
久々に、オオバンがオオバンらしい場所に、少数で居るのを見た。何か嬉しい。昔ながらのオオバンみたいだ。
川沿いに1万歩くらい歩いたのに、カワセミはこの1個体だけだった。これはちょっと意外。
これまたシロハラらしく、日陰から出なかった。おかげで柔らかく撮ることが出来る。
セキレイは白黒黄のいずれも、普通に見ることが出来た。川だから当たり前か。いやでも当たり前は大切なことだ。
三鷹を通り越して小金井まで歩いた。結局舗装路はほとんど歩かず、川岸の土の上を歩き続けることが出来る。川で遊ぶ子供や、犬連れの人が多い。多摩川と違って自転車は少ないので、あまり気を遣わずに歩くことが出来る。
やはり川幅が狭くて人通りもそこそこあるので、基本的にどの鳥種も距離が近い。普通種を観察するには有り難い環境だ。
サギがあまり逃げないことが、一番新鮮だった。
今後も定期的に歩いてみたい。