粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

石臼挽手打蕎麦 いぐさ

先日、また青梅から調布に戻る途中であきる野のいぐさに寄った。若干の回り道だが、その価値がある蕎麦屋さんだ。

振り返るとこのブログに書くのも五度目らしいので、せっかくだからもう少しまとめてみようと思う。

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いぐさ 外観

まずは外観。土日の飯時などは当然混んでいて、素通りせざるを得ないときもある。とはいえ、交通の便のいいところではないので、ワタクシの場合はどうしてもクルマで行くことになる。

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落ち着く店内

店の裏手の竹藪を使って良い雰囲気をつくる大きな窓。

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場合によってはここで相席

混んでいるとここで相席となることもあるようだ。幸い、まだワタクシは無いけど。

 

つづいて、蕎麦のメニュー。とはいえ、あまりいろいろ試してはいないことに気づいてしまう ^^;

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しゃも丼合わせ 十割蕎麦

我が家の定番はしゃも丼合わせ。昼限定のメニュー。蕎麦は十割と二八、そして追加料金で田舎風平打ち蕎麦から選べる。

蕎麦がもちろん美味いのだが、このしゃも丼も非常に美味しい。しゃもの歯ごたえとしっかりした味もそうなのだが、なにせタマゴと出汁が美味い。失礼かもしれないが、メニューに玉子丼があったら単品でも頼んでみたい。いや、必ず頼む。

 

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しゃも丼合わせ 田舎風平打ち蕎麦

ワタクシ的定番がこれ。追加料金と書いたが、もうこれが喰いたくてここに来ているので、いくら追加しているのかは意識していない。ブロガーとしては明らかに失格 ^^;

平打ち蕎麦は歯ごたえも風味も最高。噛んだら噛んだだけ、幸せになれる。

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いぐさ丼合せ 田舎風平打ち蕎麦

こちらはお店の名前を戴くいぐさ丼。かつと海老天を玉子でとじてある。もちろん美味しいのだが、タマゴをとろりといただけるしゃも丼のほうがよりオススメできる。

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鴨汁せいろ

この店に来てしゃもせいろとかじゃなくて鴨汁に行った息子2号。ワタクシにはなかなか出来ないチョイス。すみません、喰ってないのでコメントはなんとも。

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田舎風平打ちもりせいろ

合わせじゃなくて、こういうのを食べたこともあった。ここで肝心なのは、海苔が別盛りになっていること!

ワタクシ、最初は一本か二本、何も付けずに蕎麦の香りを楽しみたい派。それなのに、ああそれなのにそれなのに。ざる蕎麦を頼むとこれでもかと刻み海苔を載せてしまってある店がほとんどで、すでに海苔の香りが着いてしまっている!

海苔の香りって強烈で、繊細な蕎麦の風味をぶち壊しかねない。

海苔は別盛り。これは全蕎麦屋さんがそうあって欲しい!

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そば湯

そば湯はこんな風に提供される。注ぎ口に差し込まれている木の匙を抜いて、蓋を開けてそば湯をかき混ぜてから注ぐ。よくある、わざわざそば粉を足してとろみを増し過ぎた要らないサービスはしていないようだ。

 

次にサイドメニュー。

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揚げ蕎麦掻き

薬味の大根おろしと醤油、塩などが用意される。フワフワな蕎麦掻きと油と塩、そこに大根おろしが良い組合わせ。

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東京しゃもの胸肉の網焼き

我が家のサイドメニューの定番。皮がパリパリしていて塩味が効いている。柚胡椒も良く合う。何度食べても美味い。毎度のように頼むのだが、息子たちがいるとひと切れくらいしか回ってこない。おまえら少しは……まぁ若いうちは遠慮してはいけない ^^;

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東京しゃもの天ぷら

柔らかいのにしっかりした、しゃものささみ。これも美味しい。だが息子たちは遠慮呵責無い……。

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桜海老

袋で売っている乾き物の桜海老じゃないよ。駿河湾で獲れたナマのサクラエビを揚げた天ぷら。本物の香り。季節限定メニュー。

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ゆり根天

同じく季節限定メニューの百合根。何もつけずに食べても、ほんのり甘みがある。塩で食べればなおのこと。

 

しかしもう6回か7回くらいは寄っている店なでメニューはかなり豊富なのに、思った以上に偏ったオーダーをしているな ^^;

出来れば次の機会には鳥見の帰りに仲間と乾杯して、いつもと全然違うメニューにチャレンジしてみたいものだが、その機会はいつ来るのやら来ないのやら……。