粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

新型コロナウイルスの影響(我が家の場合)

もうすぐひな祭りだ。どのあたりから“もうすぐ”と言っていいか、アレな感じの表現だが、我が家にとってはかれこれひと月以上ももうすぐ、なのだ。

そして世の中、上手くいかないこともある。

ワタクシは男だし、姉が居たが子どもの頃は親が転勤族で、家も狭く、ひな人形なんて縁のないものだった。しかしかみさんには世代的にはそこそこ立派な、何段にもなる雛飾りがあった。若い頃にはわざわざ実家に帰っては飾り付けたものだ。そんなこともしなくなって幾とせ。そろそろ始末しなければならないと、後ろ髪引かれながら考えるようになったらしいかみさん。

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かみさんのひな人形たち

そんな中、昨年、ついに意を決して始末することにした。とはいえただ捨てるのは忍びない。そんなかみさんを動かすことが出来たのが、勝浦のビッグひな祭り。本来は阿波勝浦の方にしたかったのかもしれないが、そうすると、見に行くのも簡単ではなくなる。そして、やはり高齢な義母を徳島まで連れて行くのは、あまり現実的ではない。

 

そんなわけで、2月の下旬に勝浦へと小旅行をすることにした。そして宿を確保したのが1月の中旬だった。宿は、そう。勝浦のホテル三日月だった……。

 

そのあとは皆さんご存じ、新型コロナウイルスの騒ぎである。

三日月さんは、志の高い行動をしたと思う。賞賛したい。

そして、やがて三日月さんから電話をいただいた。とても鄭重な、心のこもった電話だった。ワタクシとしては、「大変でしょうが、頑張ってください」という程度の言葉しか思いつかなかった。

三日月さんは別の日程など提案してくださったが、こちらとしては、このイベントの時期にこそ意味があるので、申し訳ないがキャンセルとしていただいた。

 

まぁこれも定めと受け容れて、それでも勝浦には向かいますよ。

ビッグひな祭りの中に、こいつらを探すという、無茶なタスクのために ^^;

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待ってろ、人形たち