粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

立山黒部アルペンルート その8

一週間が過ぎてしまったのに、まだここに居る。

いや、毎日少しずつ書いているおかげで、まだ旅行の余韻に浸っていられる。これはちょっと得した気分。

さて、前回のメスも、実はつがいで行動していた。このオスがそのお相手。先のペアとは直線距離で百メートルも離れていなかったんじゃないかと思う。これは一般に言われているペアの縄張りから考えると、ずいぶん近い。まぁお互いの縄張りの端の方にいただけなのかもしれないけどね。

ライチョウ♂2

両足のリングの色で、先のペアと別のオスだということは明白。でなければ、もしかしたら歩いているうちに先回りされた? と思うほどの距離。

しかしクチバシに雪をつけて、いったい何を探しているんだろう。雪の中から出てくる新芽でも探しているのだろうか。