予告!
まとまりません!
五島に向かった話を書いたっきり、冬眠の準備をしていました。なぜなら、思いのほか写真を撮っていなかったから。
カメラは一応2台、持って行ったのにね。まぁ目的がないお気楽旅行だったためかもしれないが、自分でもなんだかよく分からないほど、写真がない。
島内の移動には電気自動車が便利、というウェブ上の評判を見ていたので、とりあえず予約をしておいて、運転は全て息子1号に任せた。おかげでよそ見のし放題。五島って海がすごくきれいなんですね。明るい緑色で、砂浜もきれい。なのに、写真はゼロ ^^;
いや、ホントになんでなんだか。
きれいな海と砂浜は、ここに川口春奈が立っていればものすごくいい感じの写真集が出来るだろうな、と何度も思わせるほど。逆に言うと、これだけきれいなところで育ったから川口春奈が可愛いんですね。(ツッコミはご自由に)
とりあえず数少ない写真を貼ります。
クルマを借りて最初に向かったのがここ。幼稚園時代は毎日「天にまします我らの神よ」とお祈りしてからお昼ご飯を食べてはいたものの、何の信心もない。とはいえ潜伏キリシタンの文化に触れぬでは、五島に来た意味も薄れる。色々な展示資料に目を通した。
福江港のほうに戻り御飯処を探すも、時間帯が悪く難儀する。そんな中で見つけたお店に入る。
この際、やってればなんでもいいや(朝3時起きで既に疲れてきている)、とばかりに入ったお店。入ってみるとスナックっぽい。
ちなみに息子1号はスパゲッティをいただいた。そのスパゲッティを持ってきながらワタクシのトレーを見て、
店主「あらやだ、お漬物を忘れた」
と言って漬物を持ってきてくれた。そして今度はそれを渡しながらスパゲッティに付いているサラダを見て
店主「やだぁ、ドレッシングかけ忘れちゃった」
とドレッシングをかけに戻る。しかしその間、息子がもう一つの忘れ物に気づき、戻ってきたおねーさんに、
息子「あの、フォークがww」
店主「やだぁあ、私ったら忘れてばっかりw」
となかなか楽しい店主のおねーさん。
ちなみに先客のオジサンやちょうど訪ねてきていらした高校の同級生との会話などから、おねーさんは高校時代ソフトボール部のピッチャーで、お名前は紅子(べにこ)さんと判明している ^^;
もう順番がどうだったか覚えていない。
鬼岳はものによってフリガナが違い、「おにだけ」だったり「おんだけ」だったりする。地元の人が通常どちらを使っているのか、聞いてみる機会は無かった。
ホントはこの頂上まで歩いて行けるのだが、ワタクシにはその気力も体力も無い。迷うことも無く山頂へと向かっていったひとり旅らしい若い女性の後ろ姿をまぶしく見送った。
福江島の南西の端にある大瀬崎灯台。ワタクシが回ろうと考えている参観灯台ではない。つまり、一般人は入れない。
前の写真と同じ場所から撮った画。見えている半島部分、全て歩いて行かなければならない。それだけではなく、帰りの昇りも歩いて戻らなければならない。参観灯台じゃ無くて良かった ^^;
ちなみにこの場所ではツバメとコシアカツバメとイワツバメが乱舞していた。更にはハヤブサも飛び交っていて、腰を据えれば十分な鳥見ポイントに思えた。まぁ確かにハヤブサが好みそうな岩肌ですな。
そういえば五島には猫が多かった。そのあたりから出来たのであろう、つばきねこというキャラ。ブイを再利用してナイスな雰囲気になっている。このつばきねこと『うつぼ料理』という文字が大きく描かれたハデな外観に惹かれて、NEWパンドラというお店に入ってみた。
唐揚げだったと思う。たぶん。
うつぼはクセが無く、普通に美味しい白身、といった感じ。
息子はちゃんと刺身の定食を食べるのに、ヲヤヂはお子様のようなオーダーをする。しかしこのスパ、想像と違った和風な感じ。ちょっと炒めちゃってる感じはあるけど、嫌いじゃない。
なにやらよく見かけるので、ちょっと買ってみた。この時はどういうものなのか知らないので、そのまま食べてみた。茨城名物の干し芋を、餅米でボリュームアップさせたようなもの、という感想。干し芋好きのお袋への土産にいいな、とこのあとで買い込んだのだが、持って帰ってかじってみると、ちょっと固すぎる。かみさんがググって、
「焼いて食べるみたいよ?」
と言われ、その通りにやってみるともっとずっと美味しかった。ちなみにお袋には焼けとは伝えていない ^^;
福江島から上五島まで船で移動する。移動中に海鳥でも……と考えていたが、実は高速船なのでずっと席に着いていなければならない ^^;
これも一度は喰わないと話にならないだろう、ということで、また上五島でも借りた電気自動車(福江で借りた自動車をフェリーで移動させることは原則禁止)を充電する間に食べてみた。
ワタクシにとってまったく新しいタイプのうどん。トゥルトゥルしてて、腰などと言う物は必要としない。アゴダシももちろん美味しい。そもそも腰だけが売りみたいなうどんがそんなに好きなわけでもないワタクシにとっては、五島うどんはかなり印象的。多摩地区で食べられる店は無いですかね?
こちらの教会は、説明してくださったおねーさんによると毎週ミサが行われていて、皆さん席が決まっている感じで、私物(賛美歌集とか?)を置いて行かれているとのこと。ごくごくふつーーーに教会として機能していることがよく分かる様子だった。
また建築様式も独特で、説明を聞かないと分からないことがたくさんあった。
雨の中、上五島から帰ってきた足で、福江港のすぐそばに有るうま亭に駆け込む。営業時間ギリギリセーフ。この店は福江きっての高評価店。その評価に違わず、美味かった。メニューが豊富なので10回くらいは行きたいお店。その機会がないのが残念だ。
とまぁ、結局は喰い物が目立つ内容になってしまった。
岩合さん風の猫写真が撮りたい人なんかにはお勧めの島かもしれない。ワタクシにはその方向性がないのでレンズを向けなかったが、猫は本当に多く、それを切り取る背景にも事欠かない。食べ物も美味しく、もう少し滞在して散策できればなぁ、と感じる島なのでした。