粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

六郷土手で鳥見

多摩川が河口近くで、大きく蛇行する部分がある。その東京側が六郷。そこに六郷土手という駅がある。ちなみに23区最南端の駅だそうだ。

ふだん、息子1号の住処に行き来する際に好んで通過する場所なんだが、今回、かみさんアンテナがなぜか野鳥の会のイベントをキャッチ。息子1号も誘って参加してみることにした。

息子をピックアップしてから近くのコインパーキングに停めようと走っているとき。

息子1号「これ、六郷神社のそばだね」

かみさん「それって狆の狛犬のところじゃ無い!?」

ワタクシ「なにそれ?」

大田区民になって2年と半ほど、息子1号もかなり土地勘を身に付けたようだ。いやそれよりも、かみさんの狆情報がワケワカ。

狆ではないかと言われているらしい狛犬

逆光にもほどがある。

狆に見えるでしょうか?

これが狆なのかどうか、ワタクシには判断出来ませんが、ウチの狆たちはもっとずっとかわいいですよ? ^^;

 

さて、参加した観察会は、六郷の河川敷でツバメの塒入りを見る、というどちらかと言えば初心者向きの鳥見。薄暗くなる頃にだんだんツバメが増え、鷹柱ならぬ燕柱が出現。ただ小さなツバメのこと、チュウヒのように葦原に降りていくさまをしっかり見る、というわけにはいかなかった。まぁそうだよね。

説明員の方の話では、以前はもっとずっと数が多く、双眼鏡で十分見える葦に止まることもあったとか。この日は500から1000羽程度だったとの推測だった。

解散後に直接質問してみたところ、イワツバメのねぐらはまだ解明されていないとのこと。見つけると大発見らしい。あれだけの数が居るのにまだ見つかっていないとは、身近な鳥といえどもまだまだミステリアスな部分が残っているんですねぇ。

すごく近いセイタカシギ

ツバメは暗くて速くてワタクシごときには撮れませんが、セイタカシギは自分史上最も近くで寛いでいました。