粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

角島灯台

後日談から。

東京に戻り、職場に角島土産を持って行った。皆が口を揃えたのは「かどじまってどこ?」みたいな言葉だ。自分も参観灯台に興味を持つまで、聞いたこともない地名だった。かどじまではなく、つのしまだ。念のため。

そもそも角島を知らないなんて言うレベルでは無く、山口県には行ったことも無かった。参観灯台を巡ると言う目標が出来たことで、灯台に行ってみるというだけではなく、一生行かなかったかもしれないところに足を向ける事になったのが面白い、というのが私とかみさんの共通認識だ。

 東京の西の外れに住む身としては、山口県は遠い。陸路で行くわけにはいかない。そういう老後もやって来そうにない ^^;

山口宇部空港まで飛んで、レンタカーを借りることにした。ゆっくりのんびりしたいところだが、そうも言っていられない。たったの二泊だからね。

灯台よりも名高い角島大橋は運転中のため、かみさんの動画に任せ、ひた走る。そして着いた、角島灯台

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石造りの、とても温かみのある、それでいて美しい灯台だ。

内部の階段はなかなか急で、しかも美しい。うまい構図で撮れなかったけど ^^;

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何周登ったか分からない。きっと調べればどこかに資料はあるんだろうけど……。

登った先にはもっと急な、階段と言うより梯子が。

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例によって、外に出た後はかみさん入りの写真ばかり撮ってしまった ^^;

こちらは灯台の上から撮ったあたりの景色。美しい海とクルマもまばらな駐車場、そして灯台の影。

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クルマがまばらなのは日曜日の閉館30分前だからなんだと思う ^^;

 

資料館にはおそらくレプリカだろうが、フレネルレンズの展示も。nikonのサンヨンでお世話になっているフレネル方式だ。

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あれ? これって8面じゃないね?

もしかして過去のものだったとか?

見ているうちに閉館時間になっちゃったから追われるように出たんだけど、もう少しちゃんと読んでおきたかったな。

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今回のお宿は西長門リゾートというところ。部屋の窓は写真の通りとても大きく、まるで高級リゾートに来たような錯覚を ^^;

見えているのが、角島と角島大橋だ。出来た頃は、離島にかかる通行料金が無料の橋としては日本一の長さの橋だったとか。

ホテルのオプションに、夜の角島灯台までマイクロバスで連れて行ってくれるサービスがある。当然参加。なんと無料!

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三脚を持って来ていれば……。しかし飛行機で三脚は面倒くさい。無念だが、手取りのシャッタースピード3秒ではこの程度だ。うん。

オリオンとシリウスがブレて気持ち悪い (-_-;)

 

さて、角島以外の観光のことはとりあえず書かないでおく。

それにしても、山口県は事前の予測よりもかなりすいすい走れる、という印象を強く持った。立派でとても無料とは思えないような道路が多く、しかも交通量が極めて少ない。

やっぱり長州の政治家は今でも力を持っているんだな、と強く感じた。