粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

三度目の三宅島か……?

昨年末に訪れた三宅島。そもそもの目的が鳥見仲間の富士鷹なすびさんに同行することであり、鳥見には少々不向きな時期だった。結局アカコッコにもカラスバトにも出会えないという、ちょっと心残りな結果に。

ところがまた6月に三宅でお仕事があるという。ここはまたお供をしたいものだが、果たしてどうなるか。

このなすびさんの三宅再訪、おそらくはアカコッコ館のスタッフさんが、なすびさんにアカコッコを見せられなかったことを残念に思い、また機会を作ってくれたのだろうと邪推する。ホントに申し訳なさそうだったもんね。

スタッフさんたちは乾杯の席まで設けてくださったたし、島内での移動手段が無い我々をクルマで案内さえしてくださった。私なんかはただ、なすびさんの腰巾着みたいなものなのにね ^^;

だから出来ればもう一度島を訪れて、また一緒に島内を歩いてみたいと思うのだが……。

メリケンキアシシギ@三宅島

メリケンキアシシギ

写真は最初に三宅島に行った、2005年のもの。まだキアシシギも見たことがなかった頃、先にメリケンを見てしまった ^^;

このころはまだ、2000年の噴火から4年半に及んだ全島避難が解除されてから3ヶ月。観光客の受け入れが始まって、まだたったの1週間だった。

なんでそんなに焦るように渡ったのかというと、友人の

「本家の野鳥の会が行く前に俺たちが行っちゃおう」

という台詞にのせられて、だった。当時我々は、「おとぼけ野鳥の会」を名乗っていたのだ。いや、今も名乗っているけど ^^;

ガスマスクの携行が義務づけられていた三宅島。アカコッコ館も閉鎖されたままで、荒れ果てた感じだったことを覚えている。

昨年末の三宅はそれから13年が経過し、ずいぶん平和な島に戻っているように見えた。(人口は元通りにはなっていないそうだが……。)

また訪れて、また今度も違った鳥見がしたいなぁ。