深大寺の一角、タクシー乗り場のすぐそばに、不思議なお店が有る。
『深大寺そば・定食・飲み物』と看板には書かれているが、その通りのお店では無い。ワタクシは深大寺にあってはピッカピカの一年生（死語か）なので、元々の蕎麦屋さんのことは全く知らない。だが現在のこの店は、生まれたてというか生まれている最中と言っても良い、夢が詰まったお店だ。
いづみやの詳しい話はこちら。
深大寺いづみや
- [深大寺]
リンク先を見てもらえば分かるのだが、このお店、毎日やっているわけではない。やっている日も、誰がやっているのかは定かで無い。リンク先のカレンダーとか、出店される方のInstagramとかをチェックしておかないと、行きそびれることになる。そして場合によっては月に一度しか出店していない！
今回の訪問は二度目。前回はスイーツ屋さんとカレー屋さんの組合わせだった。
今回はチャイ好きのかみさんを一度は連れてきたかった念願が叶い、スイーツ屋さんとチャイ屋さんの日だった。嬉しいことに、たったの二度目のワタクシたちを、グルテンフリーなスイーツ屋さんは覚えていて下さった。そんなに特徴的なヲッサンだろうか ^^;
メニューと言うよりも、本日の出演者、と言った看板 ^^;
店内の感じは……というと、外観よりも更にノスタルジックな昭和の空気！
少年がひとり、携帯ゲーム機なのかタブレットの類いだったのかは分からないが、ボスキャラと対峙していた。この昭和の風景の中で21世紀的なひとり遊びをする少年。とても絵になっていた。ちなみに彼のライバルがなんのボスキャラだったのかは知らない ^^;
さて、ワタクシもチャイは好きな方なので、飲み物はもちろんチャイを頼むはずだったのだが……。
ソメイヨシノが一気に開花し始めたこの日に合わせてこんな綺麗なものを見せつけられては、頼まざるを得ない！
温かくて良い香りで、そしてこの乙女心（誰のだ）をくすぐる桜の花びら！
これ、マシュマロで出来ていて、ラテの温度で甘～くとろりと溶けます。おそらく次回はもう出ないであろうメニュー（ですよね？）。 飲んでみて良かった。
ワタクシはそば粉のシフォンケーキ桜ベリー。深大寺らしくそば粉を使用。
かみさんはチャイと一緒にフォンダンショコラ。こちらも桜の花が添えられ、レンジで温めてホワイトチョコもろともいい感じに温まりつつとろける。
いやあ、深大寺の桜と言っても桜を愛でつつ蕎麦を啜る、という定番だけではなく、こんな楽しみ方もあるわけで、良いところに引っ越してきたな、と思うわけです。
