蕎麦と林檎と。
どう聞いても蕎麦のお店なんですが、林檎とはどういうことなのか。蕎麦どころで林檎どころと言えば信州かな。
と思いきや。
三鷹の南口、太宰治文学サロンの近くにある、ガレットとシードルのお店です。以前から気になっていました。このお店自体もそうですが、ガレット自体も。
そば好きの身としてそば粉を使ったガレットなる食べ物があることは知っていましたが、ブルターニュ地方のガレットが特に、そば粉を使っているとか。フランスのこと、ほぼ知りません ^^;
さて、かみさんと二人、初めてのガレットをやや緊張気味にオーダーします。
最初は軽く、と思っていましたが、結局色々付いたランチコースに ^^;
メニューのボードを撮り忘れ、果たしてなんのポタージュだったか……。美味しかった記憶だけが。サラダもドレッシングが甘めのちょっと変わった風味で、（ワタクシにとっての）独特なお味。悪くないです。
ドリンクの種類を観るとエスプレッソ系が豊富でした。かみさんはカフェラテ、ワタクシはカプチーノ。ちゃんとしてました。（当たり前か）
かみさんはオーソドックスなベーコンのコンプレットでしたが、ワタクシはゴルゴンゾーラの刺激を求めてみました。
ガレットの端をちょいと最初につまみました。最初に蕎麦の風味を楽しめるところは日本蕎麦と似ていますね。違いはカリッとした食感と、焼いたことによる風味の違いですしょうか。
その後はなるべくガレットの流儀にかなうように、クルクル丸めていただきましたが、カリカリの部分が砕け散ってしまい、きれいに食べるのはなかなか難しい。ズズッと吸いこむ流儀に慣れている人間なのでしかたないですな（開き直る）。
それにしてもゴルゴンゾーラは正解でした。満足のお味です。
たしか……蕎麦の……プリン……だったはず ^^;
とろりとした食感、水分多めにして冷やした蕎麦掻き？
ちょっと違うか。この日のプリンは栃木産のそば粉だったらしいです。ふるさとの味。ではないか。
かみさんはバナナと塩キャラメル、だったかな。ワタクシは粒餡とクリームをいただきました。
美味しかったのですが、そろそろ自分たちの胃袋が老化し始めていることをちゃんと理解しなければいけない夫婦です。毎回食後は同じようなことを言っている……。
それにしてもまた良いお店に巡り会いました。今回はシードルをいただかなかったので、次に伺うときには、是非。
