粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

ヨシタケシンスケ展かもしれない

『りんごかもしれない』のヨシタケシンスケさんが世田谷文学館で企画展やってるけど、どうする?

こう聞けばかみさんが乗ってくるのは分かりきっている。というわけで、ネット予約でもなかなか取れない週末の朝イチをゲットして、出かけてみた。世田谷文学館自体、初めてだ。

家からクルマならば20分ほど。バスと電車なら40分余。しかし無駄にバスに乗るのが好きな夫婦はバスの乗り継ぎで千歳烏山まで行くことに。そこでモーニングをいただいてから、歩いて向かった。

ヨシタケシンスケ展かもしれない

開館10分前に着いたが、既に10名以上並んでいる。高級老人ホームとの境である土塀が落ち着いた雰囲気。

世田谷文学館

文学館、なんていう言葉がそぐわない夫婦ではあるが、気にしない ^^;

圧巻の壁展示

この壁一面に貼られたメモに驚く。

ひとつひとつがアイデアのメモ

とにかく小さい。まるで誰もが経験する、授業中に描いたノートの余白の落書きのよう。そしてそれを継続すれば、もしかすると誰でもクリエイターになれるのかもしれない、と勘違いしたくなる。

こういう茶目っ気のアイデアが無数に!

だがこれを見て辺りを見回した夫婦の目に入ってきた係の人は、想像以上に無表情だった ^^;

りんごではないのかもしれない

なかなかりんごにはなれない。ワタクシは『あんご』とか『をんご』になることが多かった。ナニソレ、と思う人は『りんごかもしれない』を読んでみて下さい。

 

ともかく、面白い展示で溢れている。特別展なんて言わないで、どこかにヨシタケシンスケ美術館(いや、博物館かもしれない)が有ったほうがいいし、有って然るべきだと思った。年イチくらいで訪れたい。

そうならないかな?

出口近くのおみくじ的なモノ

出口近くにこんなものがあった。引いて帰るものらしいので、もちろん引いてみる。

かみさんは発明家だった。

ではワタクシは……?

むーーーん

こういう人生はどうなのだろう。テレビには出られそうだが……。

販促かよ!

安心して下さい。言われなくても買います。絵本はほぼかみさんの専攻。引越しで整理したけど、また増えてしまった……。

 

この企画展、世田谷文学館を皮切りに巡回展となる模様。世田谷は7月の頭で終わってしまうが、伊丹・広島・名古屋と続いていくようです。なかなか楽しい展示ですよ。オススメです。