粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

力の指輪

ついに始まっちゃいましたね。力の指輪。

粥村で聞いた話、なんて名乗っている以上、見ないわけにはいかないのです。このために、いままで気にもしていなかったamazonのプライム会員にもなりましたさ。どうしようかなぁ……と考えていたのに、かみさんが「入るでしょう、ふつう」と。

かみさんはかつて間違えてクリックしてしまってプライム会員になってしまい、「ひどい。詐欺みたいだ」と憤慨していたことなんぞ忘れてしまったかのごとく、プライム推しの人に。

というわけで、この週末にエピソード1と2を見ました。

指輪物語は35年くらい前から何度も何度も読んで、ロードオブザリングも何度も見返しています。シルマリルの物語も持っていますが、終わらざりし物語は持っていません。

その程度の知識では、一回見ただけではあんまり分かりませんな。

長く続けるように作っているので最初から色々種明かしはしないでしょうし、そもそもこのドラマは原作からのスピンオフみたいなもので、ドラマ固有の登場人物もたくさん居るわけなので、初めて劇場で「旅の仲間」を見たときのようなニヤニヤ感はあるはずもない。

それでも、ドゥリンやギル=ガラドを見て「こんな感じかぁ……」と思ったり、カザド=ドゥムの繁栄する姿に、これが指輪戦争の頃にはあんなに荒廃してしまうのか、とか、思うところはそこそこ有るわけです。

物語は始まったばかりで、ガンダルフに見える隕石となって落ちてきたヲジサンが誰なのかも分からない状況ですが、まぁしばらくは楽しませてもらえるな、と。

思えば指輪にしてもホビットにしても、原作をずっと前に読んでから映画化され、基本的に知っているあらすじを映像化してもらえるという楽しみ方をしてきたわけですが、今作に関しては知らない物語を見ることが出来るわけで、「新たな楽しみを創作してくれてありがとう」という気持ちで付き合っていこうと思っています。

それにしても、シーズンいくつまで作るつもりなのか ^^;