粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

ゲゲゲのスタンプラリー

調布市民となってもうすぐ一年。いや、まだまだ一年弱と言うべきだ。

このタイミングでちょうどいいイベントがあった。ゲゲゲ忌2022のスタンプラリー。水木しげるの生誕100年を祝う催しだ。これに乗じて、まだ訪れていない調布のあちこちに行ってみよう、とかみさんと出かけてみた。

イベントの詳細はこちら。

csa.gr.jp

ちなみに調布市は、水木しげるが人生の半分以上を過ごした街で、そこかしこに鬼太郎たちの姿を見ることがある。境港の水木しげるロードにも寄ったことがあるが、まとまりとしてはあちらが上だが、点在のしかたからいうと調布もなかなかのものだ。

イベントのチラシ

なんかちょっと、違うテイストのねこ娘も描かれていますが、いまどきはこうなんすね?

布多天神社

布多天神社(ふだと読みます)にも初めて行ってみた。宿場町としての調布の中心地と言うべき場所で、この天神様の裏の森に、鬼太郎の住処があるという設定になっている。

参道もなかなか良い味わいで、特に今の時期は七五三の親子連れなんかも多くいて、賑わいを見せている。

水木さんのお墓

覚證寺という、水木さんの自宅からすぐ近くにある墓地。生前に建てられたらしく、この墓の前で撮られた写真も、どこかで見かけた。どこか忘れたけど ^^;

ご実家のそばの中華屋もスタンプラリーのポイントになっていて、当日はとても食べられそうもない混みようだった。そのすぐそばのそば屋も水木さんの漫画に描かれたこともあり、どちらもよく通っていたようだ。いずれ両方とも行ってみようと思う。

 

調布市役所のそば、調布市文化会館たづくりには水木しげるのギャラリーもある。

そこに飾られたアマビエが、ちょっと息を呑むくらい美しかった。

アマビエ

私だけで無く、おそらく多くの人々にとって、アマビエは新型コロナによって知ることになった存在のはずだが、水木さんが亡くなったのは新型コロナの発生よりもずいぶん前の2015年11月。それがこのような作品を残しているというところで、改めて偉大な妖怪研究家だったんだな、と思う。

 

13有るスタンプポイントのうち11カ所を一気に歩き回って、ちょっと疲れた。残りの2つは自宅寄りなので、翌日に回してまおの散歩を兼ねて歩くことにした。

深大寺まお散歩

あんまり歩きません ^^;

 

最後は何度も寄ったことがある、鬼太郎茶屋でゴール。景品のカレンダーをいただいた。

今回は新しい知識をいくつも知ることが出来た。

正直、スタンプラリーというものに対してはどうでもいいものと思っているのだが、やはり企画している人たちには何かを知らせたい、と言う思いがある。それがよく分かるイベントだった。こういうのだったら、乗せられてみるのも悪くない。