調布市内の祇園寺というところで標題の催し物があるとかみさんが嗅ぎつけたので、もちろん参加してみることにしました。かみさんの嗅覚に感謝。
祇園寺はバーダーなら誰でもその名を知るであろう、中西悟堂が十代を過ごしたというお寺です。
今回はそこに、日本野鳥の会の安西英明先生を招いて、子供から楽しめそうな観察会が開かれました。なんて有り難い。
すごく……暑いです ^^;
冷房の効いた屋内での説明と、野外を少し歩いての観察会。どちらもひじょーーーーに濃密な時間でした。
屋外は時期的に鳥が少ないですが、その中で今年生まれの幼鳥を探します。子供たちにも分かるよう、口の中が赤いハシボソガラスを探したり。
また水路ではオオシオカラトンボをスコープで観察したり、またコウチュウの羽や頭部が多く落ちていることからアオバズクが居る可能性が高いことが、多くの参加者にとっては驚きだったり、都内にはもう純粋な、交雑の無いカルガモはほとんど残っていないと考えられる、などとワタクシも知らなかったことなど、どんどん情報が繰り出されました。
屋外での観察と屋内での説明を含めてほんの2時間の会でしたが、安西先生の知識の豊富さには改めて驚かされました。
初心者向けだろうと考えていましたが、改めてまだ自分もかなりの初心者であることを認識させられました。
この催しは続けられるようなので、今後も参加したいと考えています。