粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

おとぼけ新年鳥見

新年、仲間内であるおとぼけ野鳥の会(自称)での鳥見に出かける。

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西武山口線

集合場所は西武球場前。ここで野球を見たことはないのだが、DQウォークのお土産をゲットしたことなら有る。職場の立川からならわりとすぐなのだが、調布の自宅からだと1時間強。普段電車に乗らないワタクシにとっては、楽しいショートトリップだ。

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狭山湖に到着

鳥見の場所は、おとぼけ野鳥の会の中心人物、富士鷹なすびさんの庭とも言える狭山湖。冬は富士山もくっきり。

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富士山もよく見える

ここは今ひとつの角度だけど、もう少し堰堤を進めばバッチリ見える。なぜそこで撮らなかったかは……、毎度見慣れてるし ^^;

ちなみにこのあとハイタカなんかも出たしなすびさんもいるので、一富士二鷹三茄子のそろい踏みだった。正月から縁起が良い。

以下、スマホに送信済みの鳥からテキトーに。

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ツグミによるツグミポーズ

このポーズがないと冬が来たという実感が無い。どこの野原にもこのポーズがあってしかるべきだ。どこの小学校の校庭にも二宮金次郎の像があるように。最近二宮金次郎も減っているらしいと聞くが、ツグミは減らないでいただきたい。

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ヨシガモの色!

同じ緑だと思っていたが、ヨシガモの緑とマガモの緑がこんなに違うと、並んでくれるとよく分かる、という図。ヨシガモの緑はより黄色寄りか?

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ジョウビタキ

お散歩オバサンたちの人気者。きれい、きれい、と持て囃されて良い気分なのか盛んにお辞儀したり尾羽を振ったり。八方美人感が(個人の感想です)。

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ジョウビタキ

ジョビ子さんの上尾筒の美しさは格別。しかしオバサンたちの評価はオスに劣る。このあたりは生物として全く遠くても、異性に惹かれる傾向があるんじゃなかろうかと無茶な仮説を立てたくなる。

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ニシオジロビタキ

運良くニシオジロビタキにも逢うことが出来た。残念ながら餌付けを試みる輩がいるらしいが、そこまでして撮る写真には価値を感じない。などと腕が無いのをごまかしてみるのには便利。

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シロハラ

やけに人を気にしないシロハラだった。それだけエサが豊富な場所だったのだろうか。もしそうなら、餌付けなどホントに不要な行為に思えてくる。まぁああいう輩とは会話してもねじれの関係だろうし、出来れば交差することの無い世界線で暮らしたい。

 

このあと、新年会へと移行したのは当然だが、ご時世ですので公開は自粛します ^^;

十二湖の赤いヤツ

男鹿半島からの帰り道、鰺ヶ沢の宿までドライブするだけになってしまった。時間が余れば大森勝山遺跡でも、と考えていたが、そこまでの時間は無い。しかし宿に直行しては少々早すぎる。

ということで、十二湖に寄ってみることにした。30年ぶりくらいだ。30年前にはただのきれいな湖というか沼だったのだが、20年前くらいからはいつか行かねばならない場所となっていた。そう、鳥見屋なら知っている、例の赤いヤツが居る場所だ。

とはいえ時期的にはもう遅すぎて、そんなヤツが期待できるとは思っていない。だが当方かみさんとの旅行ではちゃんとした鳥見(ナニソレ)をする気は無く、散策するついでになにか見られればそれで十分。それが赤いヤツでなくても。入道埼灯台でハデに転んで両膝と肘や手のひらに傷を負ったかみさん、そんなに元気よく歩けるわけじゃ無い。まぁ青池くらい見て帰ろうか、というお散歩だ。むしろかみさんの様子見と言ってもいい。そして思った以上に痛そうだ。

歩いてみても、長いレンズを持った人にひとりも会わない。やっぱり時期じゃ無いんだな。

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オシドリ

青池まで歩く途中、オシドリが数羽浮いていた。赤いのが出そうも無いし、とりあえずレンズを向ける。暗いので近くてもなかなか手強い。そして近すぎて尾羽が切れる ^^;

青池で回れ右。これ以上歩かせられない。

で、帰る途中、かみさんが「そこに居るの、なに?」

かみさんが指す方を凝視するとカワセミのようなシルエット。暗くてよく見えない。

カワセミじゃない?」

一応、撮ってみる。

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カワセミだと思ったのに

パシャパシャやって、画像を確認する。

アカショウビンでした (^^ゞ」

またやられた。かみさんが先に見つけるいつものパターン。

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「どこ見てんだよ」

暗い! 暗すぎる!

ちなみにD300Sに1.4テレコンとサンヨンを付けて、手持ちです。シャッタースピード等はExifを消してませんので確認可能です。画像の加工も縮小以外は無し。以上の条件では、ワタクシではこのくらいが限度です。

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道具じゃねぇんだよ、腕だよ、腕!

アカショウビンがそんなに口が悪いかどうかは知らない。

まぁこの時期にほんのちょっと寄っただけでアカショウビンに逢えたことは、ワタクシにとってはかなりの僥倖。なにせヤツと逢うのは十数年ぶりだ。ちゃんと鳥見してないことがバレバレだが ^^;

もはやこのまま帰っても十分に満足、そんな気持ちで4泊目の宿へと鼻歌交じりのドライブを続けたのだった。

2020鳥見初め

新たな年を迎えましたね。おめでとうございます。

 

さて、ほとんどワンパターン化している年明け最初の鳥見、井頭公園。

井の頭公園ではなく、井頭公園。念のため。

 

まずは常連のカワセミ

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カワセミお嬢

林間の地面にはビンズイの群れが。そしてシロハラ

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アイリングぱっちりのシロハラ

池の方にはカモたち。オナガガモヒドリガモカルガモマガモコガモなど。

ここに来たら会いたいのはミコアイサ

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ミコアイサ、オスは3羽だけだったかな?

そしてヨシガモがオスメス合わせると軽く100羽越え。オカヨシも20羽越え。

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ヨシガモきれい

今年も良い鳥見が出来るといいなぁ。

そば処 島村

お買い得な衣料品店じゃないです。

久しぶりに忙しくない土曜日、かみさんとどこか鳥見がてらの散歩でも、ということで、北本に行ってみる。

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鳥見はまぁ、そこそこに

冬鳥の可愛いのでも居ればラッキーかな、と思っていたが、シメとかは居たものの、ツグミも声だけ。でも散歩道としては気持ちが良い。

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倒れてしまったエドヒガン

樹齢200年を超えていたであろうというエドヒガンだが、先日の台風の次の週あたりに折れてしまったらしい。折れたまま片付けないのは、ひこばえが育ってくるのを待つため。この場で新たなエドヒガンが花咲くときが来るといいですね。

かみさんと気持ちの良い林の中をお散歩、という目的は達したので、地図を見ているときに気になったそば屋へ。

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二色天せいろ

二八そばと十割蕎麦を一度に楽しめる二色天せいろ(1500円)を頼む。太麺でコシが強い、いわゆる田舎蕎麦。つゆは甘くなく、ダシの香りが強すぎず、そば湯によく合う好みの味。天ぷらも美味しいし、笹掻きのきんぴらもどこか懐かしい味。

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そばがき天ぷら

そばがき好きの夫婦なので、おなかがいっぱいになることを覚悟の上で、そばがきの天ぷら(550円)も頼んでみる。これがなかなか美味い。そばがきと油の相性がこんなにいいとは知らなかった。塩かワサビ醤油で、と言われたが、塩のほうが好みだ。

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コーヒーはサービス

このお店の独特なサービスらしいのが、食後のコーヒー、無料。これがなくても価格設定は決して高くないので、とてもお得感がある。ちなみにコーヒーはアイスも選べる。

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そば処 島村 店内

こんな感じで、なかなか落ち着く店内。座敷の他にカウンターもある。12時ちょうどくらいに入店して、先客は10名くらい。そして全員が地元の人っぽい。かといって、入りにくい雰囲気は全く無い。ご主人もおかみさんも、とても人当たりがいい。

そして店内にはかなり古い曲がかかっている。ワタクシに分かったのは裕次郎八代亜紀と、鶴岡雅義と東京ロマンチカくらい。小樽の人よはいい曲ですよね ^^;

次に北本を訪れるときにも寄る可能性がかなり高いお店を見つけた気分だ。

鳥がいない鳥見の空

今週のお題「空の写真」

今週のお題って奴に一度くらいは反応してみたい、とは思っていた。今週のお題なら、スマホの中にある写真でも参加できそうだ……というわけで。

ただ、変った雲とかきれいな空とかの写真もストックの中にいくつかはあるのだが、それだけでは“色”が出せない。

というわけで、『鳥見に出かけたときの、鳥が写っていない空の写真』という自分なりの条件を設定して、スマホの中身から取り出してみた。

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三宅島鳥見旅行(3回目)

関東地方に梅雨入りが発表された、その晩。

我々おとぼけ野鳥の会の2名はおよそ半年ぶりの三宅島訪問を決行した。だって船が欠航しないんだもん。(けっこうをかけてます(やかましい))

御蔵島八丈島へは行かないことが早々と決まっていたようですが、ともかく三宅までは行くわけですよ。なぜか。嫌がらせでしょうかね。あるいは罰ゲーム?

揺れましたよ、そりゃ。ふわーーーって浮いて、どーーんっ!って海面を叩く音がするわけですよ。夜中に。

そして3日間、わりと雨が続きましたよ。だって梅雨ですからね。

 

まぁそうは言っても、ちゃんと鳥見が出来ちゃうのが三宅島のスゲーところ。

まだ写真をPCでチェックする暇も無いわけだが、デムパでスマホに渡してあった写真だけ使って、とりあえずまとめておくことにする。そうしないともう一生やらないからね。

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今夜、竹芝から

3度目の三宅島に向かう。天気が悪いが……。

鳥見友人の富士鷹なすびさんがお絵かき教室(だったっけ?)をやるということで、またも同行する。こんな機会でも無ければ、なかなか島に向かう事なんて無いので。

イベントはこれです。

 

富士鷹なすびさんの野鳥イラスト講座を開催します: アカコッコからの手紙

2018/12/2に続いてのイラスト講座。今回は出席しない……予定……。

2019/06/07 09:50

 

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アオバト

大磯と言えば、ポロリありの水泳大会(古っ)

そのすぐそば、照ヶ崎と言えば、バーダーにはおなじみのアオバトポイント。しかしワタクシ、多くの有名鳥見ポイント同様、ここにも行ったことがなかった。

今回、機会を得たので、ついに照ヶ崎のアオバトを見に行くことになった。

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予期せぬ出逢い

例えばオオマシコを見に特定の場所まで行って、やっぱり逢えたときはもちろん嬉しい。でも探してもいなかったとき、それも鳥見をしてさえいなかったときに、そこで逢うとは思いもしない種に逢うことがまれに起こる。そういうのって、本当に嬉しい。なんだかすごく得した気分になる。

このGWにもそういう日があった。

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