粥村で聞いた話

鳥を見たり見なかったり食べちゃったり

おとぼけ新年鳥見

三年連続同じタイトル。おとぼけ探鳥会で高齢の、違う違うなんてことするんだ、ATOK

恒例の新年会兼鳥見で新宿御苑に出かけた。メンバーはいつも通りしげさん・あんでぃさん・なすびさん。ここに息子1号を伴っていくのがなにか当たり前のようになっている最近。ちょっとなんか、いつもすみません ^^;

いつも通りテキトーに集まり、テキトーに鳥を探します。

オシドリ

探せばちゃんといるオシドリたち。御苑にはドングリがなる木もたくさんあるので、住みやすいのかも知れませんね。

青い鳥の噂もあったのですが、この日は逢えませんでした。そういうもんですね、鳥見って。ああ、カワセミはいましたけどね。

メジロ

メジロはたくさん居ますね。メジロの顔って怖いですよね。目つきが悪い。

一般に可愛いと言われている動物でも、よく見ると「可愛くないじゃん」って言いたくなる場合って結構ありますよね。コアラとかジャイアントパンダなんて、その典型だと思います。鳥の場合はメジロかな。

どうでもいいか。

数時間うろうろした後は、肝心の飲み会です。新年会ですから、こっちが大切ですね。

乾杯!

グラスビールを頼んだら、ジョッキで来ました。太っ腹なお店ですね。

中華、いろいろ

今年もこんな感じで、鳥見が出来ることが幸せであって、どんな鳥が居たか居ないかは時の運、話の種、酒の肴、というスタンスで健康に鳥見が出来たらいいなぁ、という感じの新年会なのでした。

神代農場散策

あまり知られていないとは思いますが、深大寺の東側に神代農場という都立農業高校の付属施設があります。普段は入れないのですが、毎月2回のペースで一般に公開されています。

神代農場の紹介 | 東京都立農業高等学校 | 東京都立学校

新型コロナの影響もあり、公開が無い期間もあって、今まで入れずにいました。

今回はちょうどタイミング良く休暇が取れたので、かみさんと歩いてみました。

今日は公開日

入り口は開放されており、しばらく直進して、名簿に必要事項を記入します。わりとあっさりめのチェックです。

この農場はおよそ2.5haの広さで、国分寺崖線の下の谷戸に当たる地形で、豊富な湧き水があります。まさしく深大寺の特徴ですね。

崖線部分は林になっていて、谷戸らしさを写真に収めることには失敗しました ^^;

こんな感じ

さすがに崖線に近いだけあって流れの水はすこぶるきれいで、飲めそうな感じでした。飲んでないけど。

団栗は水より重い

水が見えにくいですが、流れの中に溜まっている団栗です。水より比重が大きいと分かりやすいですね。そして水がきれいであるとともに、良い林であることも同時に分かります。

藻がたっぷりの緑の池

場合によってはカワセミなんか見られるかも、との期待はかないませんでしたが、この池の頭上ではアオサギが羽繕いをしていました。

アオサギ、化粧直し

アオサギが居るんだから、カワセミが来ることもあるのでしょう。たぶん。

それほど広くはないので、鳥が居なければ一時間もかからずに回りきってしまいます。

国分寺崖線を昇る

水場まで降りたら、帰りは上まで歩かねばなりません。国分寺崖線の高さを実感します。

帰り際、カラスが騒ぐ、とのかみさんの言葉に上空を見てみれば、10羽以上のカラスにタカが追い立てられているところでした。慌てて構えましたがどんどん昇って行ってしまいます。

モビングされるオオタカ

カラスとの大きさの対比と胸の縦斑から、オオタカの若だろうと思います。

あまり鳥が見られなかったけど、最後にいいものを見ました。

 

ちょうど昼時になったので、深大寺で蕎麦でも……と歩いてみましたが、そもそも月曜日はほとんどのお店が定休日のはず。しかし行ってみるもんで、思ったよりも多くのお店が営業していました。七五三シーズンだからかな?

 

まだ入っていなかった鈴やに入ってみました。

蕎麦掻き

このお店、蕎麦掻きと揚げ蕎麦掻きがありましたが、ここは普通の蕎麦掻きを選んでみました。醤油で食べるスタイルのようです。途中から天ざるの大根おろしと醤油で食べてみましたが、これがベストかもしれません。

天ざる

天せいろが無かったので天ざるに。

このお店もお蕎麦の食感はややぷるんとした感じで、これが深大寺のスタンダードなんだな、と最近思うようになりました。

天ぷらはパリッと香ばしく揚がっていて、ニンジンのかき揚げが甘い!

そしてかみさんと「海苔も美味い」と一致しました。

つゆはしょっぱめで私の好み。そば湯を加えたときの味も、かなりの好み。結論としては今まで入った10軒くらい?の中でもかなり上位になりました。

 

神代農園は四季で別の楽しみ方がありそうですし、また行ってみたいと思います。ただ、平日のみなのでなかなか。退職後は存分に楽しめそうですが ^^;

賢いカラスの生活講習会

調布市の環境部環境政策課なるところが、標題の講習会を開催する、というので申し込んでみた。息子1号込み。彼は調布市民じゃないけど ^^;

その点は事前にご了承いただいて、いざ、神代植物公園へ。

しかしこの猛暑、植物園内で鳥見もあったらどうしましょう。まぁ2時間程度だからなんとかなるんじゃないか、と行ってみたが、快適な室内での講演でした ^^;

講師は宇都宮大学の名誉教授、杉田先生。

同校の出身である息子1号は、その名を聞いた途端に「俺も行く」となった次第。

 

環境政策課という部署が「カラスの生活講習」と銘打つのだから、ゴミを散らかされて困っている住民や、農業で損害を受けて憤慨している人たちが、どうやってカラスを撃退するか、という論点で喧々囂々となる未来も予見できていたので、さてどうなるものかと思っていたが……。

なんのなんの、どちらかと言わなくてもカラスの味方の人が多く、杉田先生も名誉教授という肩書きからは少し違う、人の良い高校の先生みたいな感じで。

ハシブトガラス (画像はイメージですw)

カラスの生態はもちろん、豊富な観察実験の知見、カラスにちなんだ各種書物(絵本とか物語とか小説とか)の紹介まで、幅広いお話が聞けました。最後にはたっぷりと質問コーナーも。

実験の内容については、ここで書けるほど正確に覚えていないので割愛します。ウソを書いちゃいそうなので ^^;

不定期ですが今後も行われるようなので、また行ってちゃんと理解してきたいです。

 

公演後、息子1号は

「挨拶してくる」

と先生の元へ。こういうところがワタクシたち夫婦には似ていません ^^;

杉田先生にご挨拶

所さんの目がテン!』にフクロウの件でよく出演する守山先生が息子1号の研究室だったので、そのあたりを話していたのでしょう。

「守山先生ならときどき会うので、今度聞いてみます。名刺、ある?」

と名刺を徴収されていました。

おまえ、その名刺、出向中のやつじゃん ^^;

夏の野鳥観察会@祇園寺

調布市内の祇園寺というところで標題の催し物があるとかみさんが嗅ぎつけたので、もちろん参加してみることにしました。かみさんの嗅覚に感謝。

祇園寺はバーダーなら誰でもその名を知るであろう、中西悟堂が十代を過ごしたというお寺です。

gionji.or.jp

今回はそこに、日本野鳥の会の安西英明先生を招いて、子供から楽しめそうな観察会が開かれました。なんて有り難い。

祇園寺本堂

すごく……暑いです ^^;

冷房の効いた屋内での説明と、野外を少し歩いての観察会。どちらもひじょーーーーに濃密な時間でした。

屋外は時期的に鳥が少ないですが、その中で今年生まれの幼鳥を探します。子供たちにも分かるよう、口の中が赤いハシボソガラスを探したり。

また水路ではオオシオカラトンボをスコープで観察したり、またコウチュウの羽や頭部が多く落ちていることからアオバズクが居る可能性が高いことが、多くの参加者にとっては驚きだったり、都内にはもう純粋な、交雑の無いカルガモはほとんど残っていないと考えられる、などとワタクシも知らなかったことなど、どんどん情報が繰り出されました。

 

安西先生を囲んでの野外観察

屋外での観察と屋内での説明を含めてほんの2時間の会でしたが、安西先生の知識の豊富さには改めて驚かされました。

初心者向けだろうと考えていましたが、改めてまだ自分もかなりの初心者であることを認識させられました。

この催しは続けられるようなので、今後も参加したいと考えています。

おとぼけ日帰り探鳥会

前日、吉祥寺の焼き鳥屋で残念会を開きながら翌日の計画を練ったおとぼけ探鳥会の4人。なんの残念会だったかはぼやかしておきたいので、鳥見の写真も乾杯の様子も載せられません。というか、載せるような写真も無かった ^^;

残念会の結果、翌日は少しだけ遠出をすることに。

オオルリだのキビタキが姿を見せるものの、しげさんによるといつもより少なめらしい。

そしてなすびさんをはじめ、ワタクシたちのお目当てである小さい瑠璃色に関しては、あちらこちらからさえずりが聞こえるものの、姿は全く見られず。それなりに辛抱しても見られずに、お昼御飯へ。

これまたぼやかしておきたいので蕎麦屋さんの写真も載せられない。

さて、既に昼下がりでこのあとどうしましょう、というところだが、なすびさんたってのご希望で、再びコルリ探しに戻る。

個人的には逢えないのも鳥見のウチ、というか、ほとんどそういう場合が多いと思っているので、もしワタクシ独りの鳥見だったらおなかが満足して帰路についていたはずでした。

しかしその結果……。

出た出た、コルリさん

いやあ、私の機材と腕ではこの程度ですが、自分史上最も近くて時間も長いコルリでした。満足満足。

コルリ探し続行を提案してくれたなすびさんのおかげです。ありがとうございました。

満足して足取りが軽くなったおとぼけ探鳥会

たまには目当ての鳥にちゃんと出逢える鳥見もいいですね。普段は準備も不十分だし執念も持ち合わせていないので、なかなかこういうことはありません。これが万年初心者の真実です ^^;

(註:万年初心者はワタクシ個人であって、他の探鳥会メンバーはちゃんとしてます。乾杯はするけど。)

さらに沢伝いを歩いて、お味噌を探す。

いたいた。

今ごろ巣材を集めて間に合うのか問題

どうなんすかね。いくらミソサザイが渡らないとはいえ、これから巣作りして間に合うんですかね?

 

そんな余計な心配をするのも、コルリに出逢えて気持ちが大きくなってしまった小者特有の思い上がりですね ^^;

 

というわけで、久しぶりにお酒抜きでちゃんと鳥見を完遂したおとぼけ探鳥会なのでした。めでたしめでたし。

おとぼけ新年鳥見

昨年も同じタイトルで書いてますね。というか、忘年鳥見(昨年末のはブログに書かなかった)と新年鳥見しかしてない疑惑……。

サテオキ、秘密結社おとぼけ野鳥の会で鳥見と新年会です。いつものです。

今年は十数年ぶりの六義園をのんびり歩きます。ワタクシはまだ若いwので、300円を支払って入ります。(なすびさんは間違えて300円払ってしまったそうです。)

そぞろ歩くおとぼけ鳥見

いつもどうなのかは知りませんが、シロハラがやたら多かった。クチバシを大きく開いていたので連写すると、途中で突然何かの実が現れた気が。画像を確認するとやはり、何か咥えている。

シロハラ

不勉強で知らなかったのですが、一度飲み込んだものを戻す、こういう行動はよくあるようですね。修行が足りません ^^;

六義園 案内図

ご覧の通り、六義園車いすでも周回出来ます。しかもコースは長短2つ。素晴らしいですね。

梅もほころぶ

この日は寒気が南下している最中でなかなか寒かったですが、ロウバイは満開、梅も種によっては咲き始めています。ときどき良い香りが漂ってきます。これだけ寒くても、春はもうすぐそこまで、でしょうか。

とはいえ、こうも寒いとすぐに温かいものが欲しくなります。

温かい抹茶をいただく

抹茶と練切りをいただきました。和三盆は留守番してくれているかみさんへのお土産です。

のんびり鳥を待つ

すぐ休みたがるのは寒いためだけではないです。新年会の予約の時間の都合でもあります。いやもちろん、体力的なことが一番の理由ですが。

首を長くして鳥を待つ

お互い何かを待っているんですね。

池のほとりにある、この変なものが気になりましたが、正体は分かりません。

何かを雪や寒さから守っているようだが……。

この根本の六芒星的な結び方を見て、何かから結界で守っているらしいとひそひそ話をするヲジサンたち。変ですね。

ヒモを固定している、ペグ的なモノも気になりました。

竹のペグ

竹の節を利用してペグダウンしているようです。素晴らしい工夫。日本の庭師には昔からある知恵なのでしょうか。

このあと、茶店に入る前にもチラッと見えたミソサザイを確認に。

ミソサザイ

こんな都会にミソサザイが居るとは、ちょっと驚きです。

キセキレイ

キセキレイの食事現場にも出くわしました。

アーティスティックなハシビロガモの採餌行動

ハシビロガモはよく群れでグルグルと輪を描いて採餌しますが、2羽どころか1羽でもグルグル回るんですね。なんか楽しいです。

 

さて、鳥見のあとはずいぶん久しく行かなかった、護国寺のおがわさんで乾杯。

お刺身を狙うアカショウビン

おがわさん、いつも美味しいです。

マテ貝

マテ貝は初めて食べたかも。このメンバーでマテ貝を前にすると、どうしても鳥の話になります。ミヤコドリになった気分で、身を引っ張り出そうとしてみたり。なすびさんはイラストに生かすため、微に入り細に入り観察します ^^;

白子バター

おとぼけ野鳥の会的おがわさんの定番、白子バター。絶品です。しかし「シラコバト」と呼んでいます ^^;

白子の鍋

今回初めていただいたのが、この鍋。食べてみてビックリ。とろりと、ホントに溶けるように口の中で液状に変わるんですね。これは初めての体験。みんなの意見は一致しました。

白子は飲み物!

鍋は締めの雑炊に

最後はおねーさんがちょっと手を加えて雑炊にしてくれました。小さなお餅なんかも入っていたりして、これも美味しかった。ごちそうさまでした。

 

さて、今年もいい鳥見がありますように。

トリノトリビア

今年、あまり本を読んでいない。そもそも読書家ではないのだが。

そんな中でもネットで評判の本が読みたくなるときがあるが、そう言う場合、既にネット書店にも在庫がない、なんてことが多い。そうなると、hontoというサイトで調べて、在庫がある書店で取り置きしてもらったりする。なかなか便利。

そのためにアプリを入れたりした結果、電子版のお得情報が入ってくるようになってしまった。紙の本をできるだけ減らして、狭い我が家を快適にするためにも、電子書籍を受け容れる心構えはできている。

さて今回見つけたお得な本が、これ。

トリノトリビア

川上和人さんの本だ。面白くないわけがない。

何年前だろう、我孫子のバードフェスティバルで講演を聴き、こんなに面白い人がテレビにも出ずにまだいたのか、と驚かされた。いや、出ていらしたんでしょうが ^^;

その後、名前を知ればテレビでもよく見かけるようになる。特に、新しい火山島となった西之島への調査上陸の番組を見れば、必ず中心に川上先生がいる。テレビでは真面目な研究者としての番組の方向性に合わせて編集されるのであろう、至って真面目な研究者の顔だ。しかし講演を聴いたことがあれば、川上先生の話術レベルの高さはご存じと思う。

そんな先生の本なので、面白いです。どちらかといえばバードウォッチング初級から中級者向けの本ではあるが、それでも知らないことがいくつも出てくる。自然・動物・鳥類に興味を持ち始めた小中学生くらいに最適だが、もちろんその親御さんが読んでも面白いはず。これを読んだら鳥に興味を持つ人が確実に増えます。

honto.jp

こちらのサイトにあるとおり、電子版が1188円なのですが、ワタクシがポチった時にはなんと57%引きの499円でした。

なんてお得なんでしょう。

いままで電子本はKindle一本でしたが、これを気にhontoと2本立てになりそうです。

六郷土手で鳥見

多摩川が河口近くで、大きく蛇行する部分がある。その東京側が六郷。そこに六郷土手という駅がある。ちなみに23区最南端の駅だそうだ。

ふだん、息子1号の住処に行き来する際に好んで通過する場所なんだが、今回、かみさんアンテナがなぜか野鳥の会のイベントをキャッチ。息子1号も誘って参加してみることにした。

息子をピックアップしてから近くのコインパーキングに停めようと走っているとき。

息子1号「これ、六郷神社のそばだね」

かみさん「それって狆の狛犬のところじゃ無い!?」

ワタクシ「なにそれ?」

大田区民になって2年と半ほど、息子1号もかなり土地勘を身に付けたようだ。いやそれよりも、かみさんの狆情報がワケワカ。

狆ではないかと言われているらしい狛犬

逆光にもほどがある。

狆に見えるでしょうか?

これが狆なのかどうか、ワタクシには判断出来ませんが、ウチの狆たちはもっとずっとかわいいですよ? ^^;

 

さて、参加した観察会は、六郷の河川敷でツバメの塒入りを見る、というどちらかと言えば初心者向きの鳥見。薄暗くなる頃にだんだんツバメが増え、鷹柱ならぬ燕柱が出現。ただ小さなツバメのこと、チュウヒのように葦原に降りていくさまをしっかり見る、というわけにはいかなかった。まぁそうだよね。

説明員の方の話では、以前はもっとずっと数が多く、双眼鏡で十分見える葦に止まることもあったとか。この日は500から1000羽程度だったとの推測だった。

解散後に直接質問してみたところ、イワツバメのねぐらはまだ解明されていないとのこと。見つけると大発見らしい。あれだけの数が居るのにまだ見つかっていないとは、身近な鳥といえどもまだまだミステリアスな部分が残っているんですねぇ。

すごく近いセイタカシギ

ツバメは暗くて速くてワタクシごときには撮れませんが、セイタカシギは自分史上最も近くで寛いでいました。

夏鳥通過中

犬の散歩に追われるような日が続いていて、それはそれで楽しいのだが、思わぬ出会いが有りそうで無さそうで。

この日も犬連れでも入れる公園を探してそう遠くないところまで出かける。

そして予期せぬことに、コマドリのいななきを聞いた。

姿は見えないので割とすぐに諦めたが、どうも気になるので、翌日も出かけてみた。

何羽もさえずっているのを確認したが、どうしても姿を捉えることができない。まぁ鳥見なんてそういうものだとは思っているので、落胆するわけでも無い。割と身近なところにも通過の夏鳥が居るんだと言うことが確認できただけでも、翌年以降への励みにはなる。ただ、思った以上に情報網は発達していて、一日目にはひとりも見かけなかったバーダーが、二日目には十人以上集まっている事実には少々辟易するが。

まぁ、自分もそちら側になることはあるし、しかたが無い。

ガビチョウ

コマドリの代わりと言っては失礼だが、ガビチョウがやけに近かったので撮らせてもらった。

野川を歩いてみる

調布市民となって、はや二ヶ月になろうとしている。しかし家具の新調だとか搬入だとか、確定申告だとか不動産関係のあれこれとか、もうなんだか散歩しているヒマも無い。

だがヒマが無いという人はヒマが出来ても結局何もしないもの。こんなことではいかんと、雪が残っているかもしれない野川にレッツゴー。付き合ってくれたかみさんに感謝。

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雪なんか全く残ってない

こうやって整備されていると歩く気にもなりやすい。市民の健康のためにはこういうのが大切。小さい川は多摩川のようには強い風も吹かず、散歩に適している。

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思ったよりいい環境かも

当然、護岸はされている。でも三面張りではなく、行政がちゃんと考えてくれている感じがする。

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カルガモの準備体操

だいぶ無理なポーズで身体の柔らかさを誇示してくるカルガモ。こちらの身体の硬さを見抜いているらしい。

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狙ったとおりなのかこうなってしまったのか、けっこういい環境だ

学生時代に住んでいた国分寺の安アパートは、すぐそばを野川が流れていた。だが、もっと汚かった気がする。記憶は曖昧で、そもそもアパートの軒下を流れる川なんぞに興味が無かった。今思えば残念。どう変わったか体感出来たはずなのに……。

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コサギ、近い

近すぎて収まらない。サギ類なんて警戒心が強くて、すぐ飛んでしまうイメージ。しかし青梅と調布ではやはり鳥の警戒心に違いがあるようだ。

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烏の行水

自分も風呂はすぐに出てしまう方だが、このカラスもあっという間にバシャバシャを止めてしまい、撮ることが出来なかった ^^;

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オオバン

久々に、オオバンオオバンらしい場所に、少数で居るのを見た。何か嬉しい。昔ながらのオオバンみたいだ。

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カワセミ

川沿いに1万歩くらい歩いたのに、カワセミはこの1個体だけだった。これはちょっと意外。

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シロハラ

これまたシロハラらしく、日陰から出なかった。おかげで柔らかく撮ることが出来る。

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キセキレイ

セキレイは白黒黄のいずれも、普通に見ることが出来た。川だから当たり前か。いやでも当たり前は大切なことだ。

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だいぶ歩いて疲れた

三鷹を通り越して小金井まで歩いた。結局舗装路はほとんど歩かず、川岸の土の上を歩き続けることが出来る。川で遊ぶ子供や、犬連れの人が多い。多摩川と違って自転車は少ないので、あまり気を遣わずに歩くことが出来る。

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アオジが近い

やはり川幅が狭くて人通りもそこそこあるので、基本的にどの鳥種も距離が近い。普通種を観察するには有り難い環境だ。

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ダイサギも近い

サギがあまり逃げないことが、一番新鮮だった。

今後も定期的に歩いてみたい。